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音読を侮るなかれ!

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



昨日のブログでは、まず「正しく読む」ことが重要だというお話をしました。

今日はその続きをお届けします。


算数でも理科でも社会でも、教科書や問題文を読んで内容を理解しなければ、学びは始まりません。

つまり、「正確に読む力」はすべての教科の土台となる力なのです。


ですが、この「読む力」には、「正しく読めていないこと」に気づいていないというケースも多く見られます。


お子さんがちゃんと文章を読めているか、どうやって確認したらいいのか。

最もおすすめなのは、音読です。


ただし、「音読してごらん」と言って子どもだけに読ませるのではなく、保護者の方も同じ文章を手元に用意して、一緒に目で追いながら聞いてあげてください。

これがとても大切です。


例えば、次のような文があったとします。


「中学生になったばかりのある日のことだった。」

この文を、


  • 「中学生になったばかりの日のことだった」

  • 「中学生になったばかりのある日のことでした」


といったふうに微妙に違う形で読んでしまうことがよくあります。

一見、大したことではないように思えるかもしれません。

しかし、このような小さな読み間違いを放置してしまうと、徐々に文章をちゃんと読まない癖がついてしまうのです。


文章を正確に読まない癖がつくと、どうなるでしょうか?


読み飛ばしが日常的になる

→自分が読めなかったところを勝手に想像で補う

→結果として、文の内容を誤って理解する


このような状態では、正確な読解ができなくなり、テストや入試でも大きな差が生まれてしまいます。


SNSを見ていると、ある投稿に対して、まったく見当違いの返信をしている人を見かけることがありますよね。

あれは、文章を正確に読めないまま「読んだつもり」になっている大人の姿とも言えるかもしれません。


読む力は、一朝一夕で身につくものではありません。

でも、毎日の積み重ねで必ず伸びていきます。

ぜひお子さんに、声に出して文章を読む習慣をつけさせてあげてください。

そして、保護者の皆さんも一緒に、正しく読めているか確認してあげてください。

そのちょっとした関わりが、確かな読解力と、学力の土台づくりにつながります。

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