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週末の気候と「やませ」について


小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



先週木曜日の夜、突然のスコールに驚かれた方も多いのではないでしょうか。

雷鳴とともに強い雨が降り、それを境に空気ががらりと変わったように感じられました。


金曜日の夜は塾から帰る道すがら、ふと肌寒さを感じるほどでした。

7月も半ばだというのに、まるで秋の初めのような、ひんやりとした空気に包まれています。


天気予報を見ても、小田原の最高気温は30度を下回り、最低気温は20度前後。

夏としてはかなり控えめな気温です。

実はこの涼しさには、きちんとした気象的な理由があります。


「やませ」という言葉をご存じでしょうか。

これは、東北地方から関東にかけて、夏に吹き込む北東風のことを指します。

オホーツク海の高気圧から流れ込む冷たく湿った空気が、太平洋側の気温を下げ、曇りや霧をもたらすのです。

ときには冷害の原因となることもあります。


今週末の関東地方の涼しさは、まさにこの「やませ」の影響と見てよさそうです。

ちなみに、西日本はやませの影響を受けないので、今も普通に猛暑に襲われています。

加えて、いつの間にか消えていた梅雨前線も復活したようで、今後1週間ほどは雨模様の予報が続いています。


この涼しさが一時的であれば「ちょっとした休息」で済みますが、もし長く続くようなら冷夏の兆しとも言えます。

冷夏は農作物の収穫量に影響を及ぼすため、食卓や物価にもつながる問題です。


私が子どものころ、8月でも天気が悪く涼しい日には、水温が上がらないという理由でプールの授業が中止になることが何回かありました。

あれから20年、最近では逆に「暑すぎてプールに入れない」なんて話も耳にします。


学習に集中するにはちょうど良い涼しさとも言えますが、寒暖差で体調を崩しやすい気候でもあります。

どうぞ皆さま、ご自愛ください。

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