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詐欺の電話に注意!


小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



今日は勉強の話ではありませんが、注意喚起ということで、皆さんにお伝えしたいことがあります。


つい先ほど、私の携帯電話に見覚えのない怪しい番号から電話がかかってきました。

応答すると、相手は落ち着いた口調でこう名乗りました。


「警視庁捜査二課の刑事の◯◯と申します。あなたがとある事件に関与した疑いがもたれています。福井県警の捜査に協力していただけますか?」


一瞬、ドキッとしました。

自分の名前が出てきて、しかも警視庁の刑事と言われると、思わず信じてしまいそうになります。

相手の話を聞いてみると、こういうことでした。


特殊詐欺の実行犯が福井県で逮捕された。家宅捜査をしたところ、犯行に使用されたたくさんのキャッシュカードが押収された。その中には、あなたの名義の銀行口座のものもあり、あなたも共犯の疑いがかけられている。


話はよく作りこまれていますが、冷静に考えてみればおかしな点がいくつかあります。

何回か応答したところで電話を切り、念のため近くの駐在所で本物の警察官に相談したところ、やはり詐欺の手口だろうとのことでした。


こうした詐欺は、「警察官」「銀行員」「市役所の職員」などを装って電話をかけ、個人情報や口座情報を聞き出したり、お金を振り込ませたりする手口です。


近年は特に、

  • 「あなたの口座が犯罪に使われた」

  • 「キャッシュカードを預かります」

  • 「保険料が還付されます」

といった理由でだまそうとするケースが増えているそうです。


今回、電話先の相手は私の電話番号だけでなく、私のフルネームも住所も知っていました。

大きな事件の捜査を電話だけで済ませるというのはおかしな話ですが、巧妙な手口であたかも真実であるかのように装ってきます。

かつては詐欺の電話と言えば「オレオレ詐欺」が有名で、高齢者がターゲットになることが多いものでした。

しかし、警視庁の発表によると、最近は若者もこういった詐欺の被害者になるケースが増えているようです。

油断は禁物ですね。


最近は小中学生でもスマホを持つことが当たり前になりつつあるので、子どもも被害者になりうる危険性があります。

学習塾としてはこういった危険性を子どもたちと共有する機会はありませんが、ぜひご家庭で、次のような点を話し合ってみるとよいと思います。


  1. 知らない番号からの電話には出ない。留守番電話に切り替え、メッセージを確認してから対応する。

  2. 警察や金融機関を名乗る電話は疑ってかかる本物か確認するためには、必ず自分で公式の電話番号を調べてかけ直す。

  3. 暗証番号や口座番号は絶対に教えない。公的機関が電話でそれらを尋ねることは絶対にない。

  4. 家族間で合言葉を決めておく。緊急を装った電話にも落ち着いて対応できるようにする。


今回、私自身が詐欺の電話を受け、改めて危機感を覚えました。

一人ひとりが気をつけることで、被害は防げます。

皆さんも、少しでも「変だな」と思ったら、すぐに電話を切る・相談するを心がけましょう。

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