計算の前に、まず「見当」を立てよう
- seieigakusha25
- Aug 1
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小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
算数や数学の問題を解く前に、重要なことがあります。
それは、「見当を立てる」こと。
例えば、「2.8 × 4.1」のような計算問題。
「2.8は3に近いな」「4.1は4に近いな」ということで、答えは「3×4=12」ぐらいになるだろう、と見当を立てておく。
そうすれば、たとえ計算の途中でうっかり小数点を打ち間違えても、「ん? こんなに大きな(または小さな)答えになるわけないぞ」と気づけます。
計算ミスをしてしまっても「数の感覚」が働いていれば後でミスに気づきやすくなります。
特に、小数や分数の計算では、小数点の位置や桁のミスがよくあります。
でも、ざっくりとした見当が頭に入っていれば、「この答え、おかしいな」とストップをかけられるのです。
これは、言い換えれば「自分で自分の計算を見張る力」があるということ。
勉強ができる子ほど、こういう自分の中のチェック機能を自然と持っています。
単純な計算だけでなく、文章問題でもそうです。
「87点、76点、65点、68点、84点の平均は何点ですか」という問題。
最低点が65点で、最高点が87点なので、平均点は絶対この中に収まります。
その中間と考えて、だいたい75点くらい。
そういうふうに事前に見当を立てておくと、ミスに気づきやすくなります。
見当を立てる力は、特別な才能ではありません。
日ごろから意識して使うことで、だれでも身につけることができます。
買い物のときにだいたいの代金を計算しておくとか、遠くに出かけるときにだいたいの所要時間を見積もっておくとか。
そんな風に考えるクセをつけるだけで、計算ミスはぐっと減っていきます。
正確な計算も大事。
でも、「自分の答えが合っていそうかどうか」を判断できる力は、もっと大事です。
それを育てる第一歩が、見当を立てるという習慣。
今日から、どんな計算にも「ちょっと見当を立ててみる」。
それだけで、あなたの計算力はひとつ上のレベルに上がります。
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