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計算の前に、まず「見当」を立てよう

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



算数や数学の問題を解く前に、重要なことがあります。

それは、「見当を立てる」こと。


例えば、「2.8 × 4.1」のような計算問題。

「2.8は3に近いな」「4.1は4に近いな」ということで、答えは「3×4=12」ぐらいになるだろう、と見当を立てておく。


そうすれば、たとえ計算の途中でうっかり小数点を打ち間違えても、「ん? こんなに大きな(または小さな)答えになるわけないぞ」と気づけます。


計算ミスをしてしまっても「数の感覚」が働いていれば後でミスに気づきやすくなります。

特に、小数や分数の計算では、小数点の位置や桁のミスがよくあります。

でも、ざっくりとした見当が頭に入っていれば、「この答え、おかしいな」とストップをかけられるのです。


これは、言い換えれば「自分で自分の計算を見張る力」があるということ。

勉強ができる子ほど、こういう自分の中のチェック機能を自然と持っています。


単純な計算だけでなく、文章問題でもそうです。

「87点、76点、65点、68点、84点の平均は何点ですか」という問題。

最低点が65点で、最高点が87点なので、平均点は絶対この中に収まります。

その中間と考えて、だいたい75点くらい。

そういうふうに事前に見当を立てておくと、ミスに気づきやすくなります。


見当を立てる力は、特別な才能ではありません。

日ごろから意識して使うことで、だれでも身につけることができます。

買い物のときにだいたいの代金を計算しておくとか、遠くに出かけるときにだいたいの所要時間を見積もっておくとか。

そんな風に考えるクセをつけるだけで、計算ミスはぐっと減っていきます。


正確な計算も大事。

でも、「自分の答えが合っていそうかどうか」を判断できる力は、もっと大事です。

それを育てる第一歩が、見当を立てるという習慣。

今日から、どんな計算にも「ちょっと見当を立ててみる」。

それだけで、あなたの計算力はひとつ上のレベルに上がります。

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