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工夫して計算しよう

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



面倒くさい計算に出会ったときは、工夫して解けないかを考える癖をつけましょう。

工夫して計算する、つまり「楽な計算方法」を使えば、速く正確に答えを出せるようになります。


例題

次の連立方程式を解いてみましょう。

  • x + y = 750

  • 0.95x + 1.1y = 750 × 1.02



ステップ1:小数を整数に直す

まず、下の式を100倍して小数をなくします。


0.95x + 1.1y = 750 × 1.02

→ 95x + 110y = 750 × 102


ここでポイントは、右辺の掛け算をわざわざ計算しないことです。



ステップ2:もう一方の式を調整する

次に、上の式を110倍します(95倍でもOKです)。


x + y = 750

→ 110x + 110y = 750 × 110



ステップ3:式を引き算する

110x + 110y = 750 × 110

95x + 110y = 750 × 102


これを引き算すると、yが消えて、こうなります。


110x - 95x = 750 × 110 - 750 × 102



ステップ4:まとめる

左辺はすぐに 25x と計算できると思います。

ポイントは右辺。

ここからが計算の工夫です。


750 × 110 - 750 × 102

= 750 × (110 - 102)

= 750 × 8


となります。

ここから先は好みの問題ですが、このように変形してもいいですね。


750 × 8

= 25 × 30 × 8


すると、


25x = 25 × 30 × 8

x = 30 × 8

= 240

と求められます。


こうやって工夫すると、750の掛け算をしなくて済むので、楽に計算ができます。



まとめ

無駄な掛け算をせずに工夫するだけで、計算がぐっと楽になります。

「計算を工夫する習慣」は、試験本番でのスピードアップやミス防止にも直結します。

ややこしい計算に出会ったら、まずは「もっと楽にできないかな?」と考えてみましょう。それが計算力を一段上に引き上げる第一歩です。

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