工夫して計算しよう
- seieigakusha25
- Sep 4
- 2 min read
小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
面倒くさい計算に出会ったときは、工夫して解けないかを考える癖をつけましょう。
工夫して計算する、つまり「楽な計算方法」を使えば、速く正確に答えを出せるようになります。
例題
次の連立方程式を解いてみましょう。
x + y = 750
0.95x + 1.1y = 750 × 1.02
ステップ1:小数を整数に直す
まず、下の式を100倍して小数をなくします。
0.95x + 1.1y = 750 × 1.02
→ 95x + 110y = 750 × 102
ここでポイントは、右辺の掛け算をわざわざ計算しないことです。
ステップ2:もう一方の式を調整する
次に、上の式を110倍します(95倍でもOKです)。
x + y = 750
→ 110x + 110y = 750 × 110
ステップ3:式を引き算する
110x + 110y = 750 × 110
95x + 110y = 750 × 102
これを引き算すると、yが消えて、こうなります。
110x - 95x = 750 × 110 - 750 × 102
ステップ4:まとめる
左辺はすぐに 25x と計算できると思います。
ポイントは右辺。
ここからが計算の工夫です。
750 × 110 - 750 × 102
= 750 × (110 - 102)
= 750 × 8
となります。
ここから先は好みの問題ですが、このように変形してもいいですね。
750 × 8
= 25 × 30 × 8
すると、
25x = 25 × 30 × 8
x = 30 × 8
= 240
と求められます。
こうやって工夫すると、750の掛け算をしなくて済むので、楽に計算ができます。
まとめ
無駄な掛け算をせずに工夫するだけで、計算がぐっと楽になります。
「計算を工夫する習慣」は、試験本番でのスピードアップやミス防止にも直結します。
ややこしい計算に出会ったら、まずは「もっと楽にできないかな?」と考えてみましょう。それが計算力を一段上に引き上げる第一歩です。
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