「〇%」と「〇%増」と「〇%減」のちがい
- seieigakusha25
- 2 days ago
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小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
算数でよく出てくる「割合」。
特に混乱しやすいのが、「〇%」「〇%増」「〇%減」のちがいです。
しかもこれは 中学数学の方程式の文章題でもよく出題される内容なので、小学生のうちにしっかり理解しておくことがとても大切です。
1. 「〇%」とは?
「〇%」は 全体の中の割合 を表します。
100の30%は?
100 × 0.3 = 30
つまり「〇%=割合をかける」だけです。
2. 「〇%増」とは?
「もとの数より〇%大きい」という意味です。
式で表すと:もとの数 × (1 + 割合)
100の30%増は?
100 × (1 + 0.3) = 100 × 1.3 = 130
3. 「〇%減」とは?
「もとの数より〇%小さい」という意味です。
式で表すと:もとの数 × (1 − 割合)
100の30%減は?
100 × (1 − 0.3) = 100 × 0.7 = 70
例えば「100」を使ってくらべてみると…
100円の30% → 30円
100円の30%増 → 130円
100円の30%減 → 70円
同じ「30%」でも、意味がまったくちがいますね。
ここを区別できれば、文章題での混乱もぐっと減ります。
最後に、短い文章題を出してみます。
【問題】
ある商品は 2,000円です。
① この商品の30%はいくらですか?
② この商品を30%引きで買うと、いくらになりますか?
③ この商品が30%値上げされたら、いくらになりますか?
割合の学習は、中学数学の方程式につながる大切な内容。
「テストになるとごちゃごちゃになる…」というお子さんも、ぜひ一度ご相談ください。
たくさん問題を解いて、一緒に「できる!」を増やしていきましょう。
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