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「〇%」と「〇%増」と「〇%減」のちがい

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



算数でよく出てくる「割合」。

特に混乱しやすいのが、「〇%」「〇%増」「〇%減」のちがいです。

しかもこれは 中学数学の方程式の文章題でもよく出題される内容なので、小学生のうちにしっかり理解しておくことがとても大切です。



1. 「〇%」とは?


「〇%」は 全体の中の割合 を表します。


  • 100の30%は?

    100 × 0.3 = 30


つまり「〇%=割合をかける」だけです。



2. 「〇%増」とは?


「もとの数より〇%大きい」という意味です。

式で表すと:もとの数 × (1 + 割合)


  • 100の30%増は?

    100 × (1 + 0.3) = 100 × 1.3 = 130



3. 「〇%減」とは?


「もとの数より〇%小さい」という意味です。

式で表すと:もとの数 × (1 − 割合)


  • 100の30%減は?

    100 × (1 − 0.3) = 100 × 0.7 = 70



例えば「100」を使ってくらべてみると…


  • 100円の30% → 30円

  • 100円の30%増 → 130円

  • 100円の30%減 → 70円


同じ「30%」でも、意味がまったくちがいますね。

ここを区別できれば、文章題での混乱もぐっと減ります。


最後に、短い文章題を出してみます。


【問題】

ある商品は 2,000円です。

① この商品の30%はいくらですか?

② この商品を30%引きで買うと、いくらになりますか?

③ この商品が30%値上げされたら、いくらになりますか?



割合の学習は、中学数学の方程式につながる大切な内容。

「テストになるとごちゃごちゃになる…」というお子さんも、ぜひ一度ご相談ください。

たくさん問題を解いて、一緒に「できる!」を増やしていきましょう。

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