時差の計算練習
- seieigakusha25
- Aug 7
- 2 min read
小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
昨日は、時差の計算をするときは「ヨーロッパ中心の世界地図」をイメージすると分かりやすい、という話をしました。
今日は、具体的にどうやって時差を計算すればよいのか、練習してみましょう。
まずは結論から。
① 東経同士の場合→ 経度の差を求め、それを15で割る。 ② 東経と西経の場合→ 経度の和を求め、それを15で割る。
では、なぜこうなるのか、説明していきます。
時差の計算は、中学数学で最初に学ぶ「正負の数」の考え方と同じです。
まずは軽く、正負の数の復習をしてみましょう。
次の2つの「数の距離」を考えてみてください。
① 3と8 の距離
② -3と8 の距離
これは、時差の計算で「世界地図をイメージする」のと同じで、数直線をイメージするとわかりやすいです。

① 3と8 の距離は「8−3=5」なので、答えは5。
② -3と8 の距離は「8−(−3)=11」なので、答えは11。
では、時差の話に戻りましょう。
地球上での経度は、ロンドンを通る「本初子午線(経度0度)」を基準に、東側(東経)はプラス、西側(西経)はマイナスとして扱います。
この「東経がプラス、西経がマイナス」という考え方が、とても重要です。
例題1 日本(東経135度)とエジプト(東経30度)の時差
東経同士なので、経度の差を計算します。
135−30=105度
地球は360度で1周し、1日は24時間。
つまり、15度ごとに1時間の時差があるということになります。
105÷15=7よって、時差は7時間です。
例題2 日本(東経135度)とアメリカ東海岸(西経75度)の時差
今度は東経と西経の組み合わせなので、符号に注意して計算します。
135−(−75)=210度
210÷15=14
よって、時差は14時間です。
以上をまとめると、以下のようになります。
【時差の計算ルールまとめ】
① 東経どうし・西経どうしの場合→ 経度の差を求めて15で割る。
② 東経と西経の場合→ 経度の和を求めて15で割る。
時差の計算は苦手意識を持つ人が多いですが、やることはシンプルです。
その仕組みを理解すれば、簡単に解けるようになります。
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