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時差の計算練習

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



昨日は、時差の計算をするときは「ヨーロッパ中心の世界地図」をイメージすると分かりやすい、という話をしました。

今日は、具体的にどうやって時差を計算すればよいのか、練習してみましょう。


まずは結論から。

① 東経同士の場合→ 経度の差を求め、それを15で割る。 ② 東経と西経の場合→ 経度の和を求め、それを15で割る。

では、なぜこうなるのか、説明していきます。


時差の計算は、中学数学で最初に学ぶ「正負の数」の考え方と同じです。

まずは軽く、正負の数の復習をしてみましょう。


次の2つの「数の距離」を考えてみてください。

① 3と8 の距離

② -3と8 の距離


これは、時差の計算で「世界地図をイメージする」のと同じで、数直線をイメージするとわかりやすいです。


ree

① 3と8 の距離は「8−3=5」なので、答えは5。

② -3と8 の距離は「8−(−3)=11」なので、答えは11。


では、時差の話に戻りましょう。


地球上での経度は、ロンドンを通る「本初子午線(経度0度)」を基準に、東側(東経)はプラス、西側(西経)はマイナスとして扱います。

この「東経がプラス、西経がマイナス」という考え方が、とても重要です。


例題1 日本(東経135度)とエジプト(東経30度)の時差

東経同士なので、経度の差を計算します。

135−30=105度


地球は360度で1周し、1日は24時間。

つまり、15度ごとに1時間の時差があるということになります。


105÷15=7よって、時差は7時間です。


例題2 日本(東経135度)とアメリカ東海岸(西経75度)の時差

今度は東経と西経の組み合わせなので、符号に注意して計算します。

135−(−75)=210度

210÷15=14

よって、時差は14時間です。


以上をまとめると、以下のようになります。


【時差の計算ルールまとめ】

① 東経どうし・西経どうしの場合→ 経度の差を求めて15で割る。

② 東経と西経の場合→ 経度の和を求めて15で割る。


時差の計算は苦手意識を持つ人が多いですが、やることはシンプルです。

その仕組みを理解すれば、簡単に解けるようになります。

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