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実ほど頭を垂れる稲穂かな

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



最近、田んぼで稲の収穫をしている光景をよく見かけますね。

稲穂は黄金色に輝き、重くなった穂先は自然と下に垂れています。

その光景を眺めながら、こんなことわざを思い出しました。


実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな

この言葉は、豊かに実った稲穂の様子を人の生き方にたとえたものです。


知識や経験が豊かになればなるほど、謙虚にならなければならない、そんな教えが込められています。

稲穂が実ることで頭を下げるように、人も成長するほど、他人への思いやりや謙虚さを忘れないことが大切だというわけです。


私自身も、自分を振り返ると反省することが多くあります。


以前のブログで、「子どもの学力向上にはポジティブな声掛けが大切」というテーマで記事を書きました。

自分でも授業中にそういう声掛けを意識しているつもりでしたが、実際には十分に生徒に伝わっていなかったことに気づかされる、そういうことがつい先日ありました。


言葉は口に出しても、受け手の心に届かなければ意味がありません。

授業や指導の中で、自分の思いが一方通行になっていたと実感しています。

よく言われることですが、コミュニケーションはキャッチボール。

相手がどう受け取るかを意識して初めて成立するものなのだと、あらためて考えさせられました。


このような仕事をしていると、「知識を伝えること」に意識がつい向きがちですが、その前に人として大切にしなければいけないことがあります。

人に教える立場である以上、反対にこちらも学ぶ姿勢や謙虚さを忘れずに、日々の授業や生徒との関わりに向き合うことが何より大切だと感じます。

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