塾選びのもう一つの視点:「個別指導」か「集団指導」か
- seieigakusha25
- Aug 21
- 3 min read
小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
昨日のブログでは、「大手塾」と「個人塾」の違いについてお伝えしました。
今回は、塾選びにおけるもう一つの大きなポイント、「個別指導」か「集団指導」かについてご説明します。
どちらにも一長一短がありますので、お子さまの状況に合わせて選ぶことが大切です。
両者の違いは以下のようになります。
個別指導:
講師が1人または少人数の生徒を担当し、学習内容を柔軟に調整する。
進度や内容をお子さまに合わせやすい点が特徴。
集団指導:
複数人の生徒と一緒に授業を受ける。
学校の授業に近い形式で進み、一定のペースで学習が進むのが特徴。
違いを整理すると個別指導が優秀なように見えますが、私個人の意見としては、多くの中学生には集団指導が適していると思います。
周りの仲間が良い刺激になり、競争心や学習意欲が高まりやすい。
授業の進度が一定で、学習リズムが整いやすい。
こうした集団指導の特徴は、学力の引き上げをするうえで有効に作用するからです。
個別指導特有の「自分のペースで」というのは魅力的な言葉ですが、これは「できない状態がだらだらと続く」ことでもあります。
強い負荷をかけ続けることが学力の向上には不可欠で、この点においては集団指導に軍配があがります。
また、個別指導はコマ単位で料金が発生するため、定期試験前の特訓授業などは追加料金がかかるところが多いです。
一方で、集団指導塾の場合は月額制なので、無料で補講を行ってくれる可能性が高いです。
こういった対応に関しては、入塾前の説明会や面談などで確認しておくといいです。
ただし、集団指導でも大人数すぎると先生の目が届かなくなります。
理想は6〜10人程度の少人数集団だと私は思っています。
そのため、清栄学舎では一クラスの人数を8人前後に絞ることで、集団と個別のいいところどりができるように心がけています。
一方で、生徒によっては個別指導が望ましいケースもあります。
例えば、
特定の教科において基礎からつまずいている(分数・小数の計算に不安があるなど)
部活動や習い事の都合で決まった時間に通いにくい
こうした場合には、個別指導の方が効果を発揮することもあります。
ただし、本当に力をつけたい場合は「完全個別(1対1)」で、かつ専任講師(学生のバイトではなく)が担当する塾が望ましいです。
ところが、そうした塾は数が少なく、料金も高めなのが実情です。
以上をまとめると、こうなります。
基本的には少人数の集団指導が多くの中学生にとって効果的
個別指導は特別な事情や大きな学力不足がある場合に有効
塾選びにおいては、「お子さまに合う学習スタイル」をしっかり見極めることが何より大切です。
ぜひ今回のポイントを参考にしていただき、お子さまに最適な環境を探していただければと思います。
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