割合と速さは算数の鬼門
- seieigakusha25
- 4 days ago
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小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
小学生の算数で、特に苦手にする子が多いのが「割合」と「速さ」です。
この2つ、根本の考え方は同じです。
どちらも「1あたりの量」を考えるのが出発点です。
割合なら、「もとにする量を1と見たとき、比べたい量がどのくらいか」を考えます。
たとえば、100円の品物が80円になったら、80÷100=0.8 で、もとの値段の0.8倍、つまり80%ということになります。
速さなら、「1時間あたりにどれだけ進むか」を考えます。
たとえば、2時間で100km進むなら、100÷2=50で、時速50kmというわけです。
割合と速さ、使う場面は違っても考え方の本質は同じ。
「1あたりに直す」ことさえ意識できれば、すっきり整理できるのです。
ただ、この「1あたり」を正しく理解できず、なんとなく雰囲気で解いてしまっている子が少なくありません。
「なんとなくできている」ように見えても、実際には根本をつかんでいない場合が多いのです。
だからこそ、しつこいくらいに「1あたり」を確認することがとても大切です。
なぜここまで強調するかというと、中学生になると、方程式の文章題で割合や速さが頻出するからです。
その場しのぎの解き方では必ず壁にぶつかります。
割合と速さでつまずいたまま中学数学に入ると、あっという間に苦手意識がふくらんでまいます。
個人的には「数学ができるかどうかは、割合と速さを理解しているかどうかにかかっている」といっても過言ではないと思っています。
まさに算数・数学の鬼門です。
だからこそ、小学生のうちに「割合と速さの本質」をしっかり身につけること。
これが中学以降の数学をスムーズに進めるための最強のカギになります。
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