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割合と速さは算数の鬼門

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



小学生の算数で、特に苦手にする子が多いのが「割合」と「速さ」です。


この2つ、根本の考え方は同じです。

どちらも「1あたりの量」を考えるのが出発点です。


割合なら、「もとにする量を1と見たとき、比べたい量がどのくらいか」を考えます。

たとえば、100円の品物が80円になったら、80÷100=0.8 で、もとの値段の0.8倍、つまり80%ということになります。


速さなら、「1時間あたりにどれだけ進むか」を考えます。

たとえば、2時間で100km進むなら、100÷2=50で、時速50kmというわけです。


割合と速さ、使う場面は違っても考え方の本質は同じ。

「1あたりに直す」ことさえ意識できれば、すっきり整理できるのです。


ただ、この「1あたり」を正しく理解できず、なんとなく雰囲気で解いてしまっている子が少なくありません。

「なんとなくできている」ように見えても、実際には根本をつかんでいない場合が多いのです。

だからこそ、しつこいくらいに「1あたり」を確認することがとても大切です。


なぜここまで強調するかというと、中学生になると、方程式の文章題で割合や速さが頻出するからです。

その場しのぎの解き方では必ず壁にぶつかります。

割合と速さでつまずいたまま中学数学に入ると、あっという間に苦手意識がふくらんでまいます。


個人的には「数学ができるかどうかは、割合と速さを理解しているかどうかにかかっている」といっても過言ではないと思っています。

まさに算数・数学の鬼門です。


だからこそ、小学生のうちに「割合と速さの本質」をしっかり身につけること。

これが中学以降の数学をスムーズに進めるための最強のカギになります。

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