今どきの子どもは大変!? 学習指導要領の変遷と塾の役割
- seieigakusha25
- Jun 3
- 4 min read
小田原市蓮正寺の皆さん、こんにちは!
中学生の皆さんはそろそろ中間試験ですね、清栄学舎の午来(ごらい)です。
現在、小田原市蓮正寺エリアに新しく開校する当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
「最近の学校って、昔とずいぶん違う気がする…」
保護者の皆さんの中には、そんなふうに感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、そんな“学びの変化”について、わかりやすくご紹介します。

■ 「学習指導要領」とは
私たちが普段目にする学校の授業は、すべて文部科学省が定めた「学習指導要領」に基づいて行われています。
どの教科で何を学ぶか、どのように指導するかの大まかな方針がこの中に示されているのです。
清栄学舎でも、学校の定期テスト対策や高校受験指導を中心に行っているため、基本的にはこの学習指導要領に沿った内容で授業を組み立てています。
この学習指導要領は、一度決まったら終わりではなく、約10年に1度のペースで見直されています。
なぜなら、「学力」とひと口に言っても、その中身は時代によって変わるからです。
社会が求める力が変われば、学校で教えるべき内容や方法も変わってくるのです。
では、実際にこれまでどんなふうに変わってきたのでしょうか?学習指導要領の変遷を、3つの時代に分けて簡単に見てみましょう。
■ 昭和の学び:知識重視の「詰め込み教育」
昭和の時代は、「覚えること」がとても大切にされていました。
計算や漢字の練習、暗記が中心で、たくさんの知識を身につけることが学力とされていました。
■ 平成の学び:「ゆとり教育」で自由な学びへ
1990年代後半から始まったのが「ゆとり教育」です。
知識を詰め込むだけでなく、子どもが自ら考え、体験しながら学ぶことが重視されました。
学習内容は削減され、「総合的な学習の時間」が導入されたほか、土曜日の授業もなくなっていきました。
今の保護者世代の方は、ちょうど「詰め込み」と「ゆとり」の転換期に小中学生だったのではないでしょうか。
■ 令和の学び:思考力・表現力+新しい力を育てる
現在の学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」がキーワードになっています。
ただ覚えるだけではなく、「なぜそうなるのかを考える力」「自分の意見を伝える力」「人と協力する力」などが重視されるようになりました。
さらに、
・英語の早期化(小5から教科化)
・プログラミング教育の導入
・SDGsなど現代的な課題の学び
といった新しい要素も加わり、内容の量だけでなく質も広がっています。
■ 今の子どもたちは、昔よりも学ぶことが多い
つまり、今の子どもたちは、保護者の皆さんが小中学生だったころに比べて、より高度で幅広い内容を学んでいます。
求められる力が多くなっている分、自然と勉強時間の確保も必要になります。
「昔はこんなに勉強しなかったのに…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは今の学びが進化している証でもあります。
■ 勉強時間をどう確保するか?
もちろん、家庭で計画的に勉強できることが理想です。
でも、誰もが最初から自分で学習を管理できるわけではありません。
そんなときは、学習塾の活用もひとつの手段です。
清栄学舎では、授業がない日でも使える自習スペースを完備しています。
「今日は家だと集中できないな…」という日も、ぜひ塾に来てください。
静かな環境で、安心して勉強に取り組めます。
■ おわりに
時代が変われば、学びも変わります。
私たちは、今の子どもたちに必要な学力をしっかり身につけていけるよう、学校と合わせた内容で指導しています。
これからも、清栄学舎は一人ひとりに寄り添った学習サポートを続けてまいります。
お子さまの学びに関して気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
Comments