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「どうやって考えた?」―清栄学舎が大切にする声かけ

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



学習指導をする中で、私が意識している声かけがあります。


それは、

「どうやって考えた?」

「どうしてそうなった?」

という質問です。


答えが合っているときも、間違っているときも、私はこの声かけをよくします。

そこには、いくつかの理由があります。



① 考えの筋道を明確にするため


どんな答えにも、必ず理由や根拠があります。

それを言葉にすることで、自分がどんな手順で考えたのかを整理できるようになります。

「なんとなく正解した」ではなく、「こう考えたから正解できた」と説明できることが大切です。



② 自分のミスに気づくため


間違えたときでも、考え方を口に出すことで「ここで違っていた」と自分で気づくことがあります。

先生に指摘されるよりも、自分の口から「あ、ここが違った」と言えたほうが、学びは深まります。



③ 思考の言語化は、国語力にもつながるから


「どう考えたか」を説明する力は、国語の読解力や作文力にも直結します。

考えを言葉にする練習は、すべての教科に通じる大切なトレーニングです。



このような理由から、私は日々「どうやって考えた?」「どうしてそうなった?」という声かけを繰り返しています。

最終的には、生徒自身が問題を解くたびに頭の中で自問自答できることが目標です。


ただ、最近になって一つ気づいたことがあります。

この問いかけが、生徒によってはプレッシャーになっていることがある、ということです。

もちろん、怒ったり詰めたりしているわけではありません。

それでも、「答えを説明しなきゃ」と緊張したり、「自分の考えは間違っているのではないか」と過度な不安に陥ったりしてしまうようです。


私自身、声のトーンや間の取り方にもっと気を配らなければ、と感じています。


けれど、これに慣れてくると、生徒たちは自分の考えをすらすらと言えるようになります。

そして、筋道を立てて物事を考える力が、確実に育っていきます。


考える力は、「正しい答え」を出す力だけではありません。

自分の考えを言葉にできる力もまた、学びの大切な一歩です。

清栄学舎では、これからもその力を育てる指導を続けていきます。

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