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終戦の日

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



昨日、8月15日は日本の「終戦の日」でした。

盧溝橋事件に端を発した日中戦争、そしてそこから拡大した太平洋戦争。

1937年から1945年に及ぶ長い戦争の幕が下ろされた日とされています。


1945年8月15日、天皇陛下の玉音放送によってポツダム宣言受諾が国民に伝えられ、戦闘の終結が国内外に公表されました。

もっとも、日本が降伏文書に正式に調印したのは同年9月2日であり、国際的にはこの日をもって終戦とみなすのが一般的なようです。


「終戦の日」は日本にとって「敗戦の日」でもありますが、その意味づけは国によって異なります。

連合国側であったアメリカやイギリスなどにとっては「対日戦勝記念日」、当時日本の植民地支配下にあった朝鮮半島にとっては「光復節(独立記念日)」です。

また、第二次世界大戦後にはアジアやアフリカの多くの国々が列強植民地からの独立を果たし、そのとき形づくられた国際秩序の枠組みは現在まで続いています。


それ以降、世界中を巻き込む大戦は起きていないものの、民族や国家間の紛争は絶えず、各地で火種がくすぶり続けているのが現状です。

強大な軍事力を背景に武力行使も辞さない国々が存在し、世界は危うい均衡の上に成り立っていると言えるでしょう。

日本は国際的な影響力を持つ国の一つであり、この均衡が崩れれば、無関係ではいられません。

好むと好まざるとにかかわらず、何らかの形で関与を迫られる可能性があります。


そのため国内でも、「憲法第九条をどうするか」「自衛隊の権限をどうするか」といった議論は絶えません。

平和の築き方には、外交を重視して戦争を回避する方法、平和の大切さを繰り返し訴える方法、高い軍事力によって抑止力を保つ方法など、さまざまなアプローチがあります。


世界大戦が終わってから80年。

私たちが当たり前のように暮らしている「平和」は、たくさんの人たちの努力と願いの積み重ねで守られてきました。


みなさんも、ニュースや歴史の勉強の中で「平和ってなんだろう?」と考えてみてください。

そして、自分ができることを一つでも見つけてみましょう。

戦争や争いごとをなくす方法は、一つではありません。

小さな一歩でも、それは未来の平和につながっていきます。

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