自走力の育成 ―「塾がいらない子ども」を育てるために
- seieigakusha25
- May 28
- 3 min read
小田原市蓮正寺の皆さん、こんにちは!
今、小田原市で最も新しい塾(かもしれない)、清栄学舎の午来(ごらい)です!
小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
さて、これまでのブログでは、清栄学舎の教育方針として「基礎・基本の習得」「読解・思考力の強化」についてお話ししてきました。
今回は、その3本柱の最後となる「自走力の習得」について書いてみたいと思います。

今、世の中は驚くほどのスピードで変化しています。
AIの急速な進化をはじめ、私たちの身の回りには新しい技術や情報があふれています。
そんな時代においては、「一度覚えれば一生使える知識」だけでは通用しなくなりつつあります。
だからこそ、学び続ける姿勢、つまり「自分で課題を見つけ、学び、行動する力=自走力」がますます重要になってきています。
これまでの学習では、「与えられた問題を解くこと」が主な目的でした。
しかし、今求められているのは、それだけではありません。
自分で問いを立て、情報を集め、考え、試してみる
――そんな探究型の学びの姿勢が必要になっています。
その流れを受けて、最近では「AIを活用した個別学習」や「あえて先生が教えない学習塾」など、自立学習型の塾も増えてきました。
私自身も、そうしたスタイルが今後ますます重要になっていくだろうと感じています。
ただし、それが「理想」である一方で、いきなり自立学習をしようとしても、多くの子どもにとってはハードルが高いのも事実です。
やり方が分からなければ、手が止まってしまう。
何をすればよいのか分からず、ただ時間が過ぎてしまう。
そんな状態になってしまっては、意味がありません。
だからこそ、清栄学舎では、まずはしっかりとこちらから手を差し伸べ、生徒を丁寧に導いていくことを大切にしています。
「これは自分で調べてごらん」「どうしてそう思ったのか、考えてみよう」といった声かけを通して、少しずつ「自分で学ぶ」感覚を育てていきます。
もちろん最初は、ある程度の強制力が必要です。
子どもにとっては「ちょっと厳しいな」と感じることもあるかもしれません。
でも、高校生や社会人になったとき、誰かが手取り足取り教えてくれるわけではありません。
だからこそ、今のうちに「自分で学ぶ力」を育てておくことが、将来にわたって大きな財産になると考えています。
少し矛盾して聞こえるかもしれませんが、私たちの最終的な目標は、「塾がいらない子どもを育てること」です。
塾を運営する者として、こんなことを言うのは変かもしれません。
でも、本当に子どもたちの未来を思えば、「塾に頼らなくても、自分で学び、成長し続けられる力」を育てることこそが、私たちの役目だと信じています。
これからも、清栄学舎は生徒一人ひとりの自走力をじっくり育てる場でありたいと考えています。
そんな清栄学舎をどうぞよろしくお願いいたします。
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