海外に住む日本人の子どもたちは、どうやって勉強しているの?
- May 24
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小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小学生から大学受験まで、地域密着型の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
公には話していませんでしたが、私は今、日本で学習塾を運営する一方で、海外に住んでいる日本人の子どもたちにもオンラインで授業をしています。
現在はインドとアメリカに住んでいる生徒を教えています。
時差の関係で、学習塾の運営に支障なくオンライン授業を行うことができます。
先日、そうした「海外在住の日本人向けにオンライン指導をしている先生たち」で集まる機会がありました。
といっても、堅い勉強会ではなく、食事をしながら情報交換をするような会でした。
私はこれまで、日本人学校や補習授業校で働いてきました。
そして帰国後にこの塾を開業しました。
「海外に住む日本人の子どもたちの学び」について、日本では意外と知られていません。
せっかくなので今回は、「海外で暮らす日本人の子どもたちは、どんなふうに勉強しているのか」を少し紹介してみたいと思います。
海外に住む日本人家庭には、いろいろなパターンがある
そもそも海外に住む日本人家庭といっても、内実はかなりさまざまです。
まず多いのが「駐在員」のご家庭です。
これは特に東南アジアや中国など、アジア圏でよく見られます。
会社の仕事で海外赴任をして、3年前後で日本に帰国する、そんなケースが一般的です。
一方、アメリカやヨーロッパでは、現地に長く定住しているご家庭も多く見られます。
現地企業で働いていたり、国際結婚をされていたりして、「いずれ日本へ帰る」というより、「そのまま海外で生活していく」という前提のご家庭も少なくありません。
同じ「海外在住」でも、地域によって生活スタイルや教育環境はかなり違うのです。
日本人学校とは
駐在員家庭の場合、多くは「日本人学校」に通います。
日本人学校は、簡単に言えば「海外にある日本の学校」です。
教科書も、日本の学校と同じ。
カリキュラムも、日本と同じ。
授業も日本語です。
つまり、日本の学校教育をそのまま海外で受けられるようになっています。
先ほど駐在員家庭はアジア圏に多いと書きましたが、日本人学校がある国や地域もアジア圏に集中しています。
私が以前勤めていたインドネシアの日本人学校では、当時、小中学生合わせて約1200人が在籍していました。
「海外の学校」と聞くと小規模なイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際にはかなり大きな学校もあります。
バンコクやシンガポール、上海などは特に規模が大きく、日本人コミュニティの存在感を感じます。
アメリカやヨーロッパでは「現地校」を選ぶ家庭も多い
一方でアメリカやヨーロッパでは、日本人学校そのものが少ない地域もあります。
そのため、現地の学校へ通うケースが多くなります。
特に英語圏では、「どうせ英語を使う環境なら、そのまま現地校に通わせたい」と考えるご家庭も多いですね。
たしかに、英語を日常的に使う経験は、将来的にも大きな財産になります。
これが例えばインドネシアだと、現地校ではインドネシア語で授業を受けることになります。
もちろんインドネシア語も話者の多い言語ですが、日本で生活する上での実用性を考えると、「それなら日本人学校へ」という選択になることが多いのです。
日本人学校がない地域で大切な役割を果たしているのが、「補習授業校」です。
私自身、インドの補習授業校でも働いていました。
補習授業校では、子どもたちは平日は現地校やインターナショナルスクールへ通い、放課後や土曜日などに日本語で勉強をします。
つまり、
・インターナショナルスクールや現地校では英語
・補習校では日本語
という生活になります。
これは子どもたちにとって、かなり大変です。
言語だけでなく、考え方や授業スタイルも違うので、頭を切り替えながら学ばなければなりません。
もちろん、インターナショナルな環境で学べるメリットも大きいのですが、その分、負担も小さくないのです。
オンライン授業が必要とされる理由
特にアメリカなどでは、日本人家庭が広い地域に分散しています。
そのため、補習授業校へ行くだけで「車で1時間以上」ということも珍しくありません。
そうなると、毎週通うのはかなり大変です。
そこで今、オンライン授業の需要が高まっています。
実際、私が教えている生徒たちも、「近くに日本語で勉強できる場所が少ない」という理由でオンラインを利用しています。
インターネットのおかげで、世界のどこにいても日本語で学べる時代になったんですね。
夏になると「体験入学」で日本へ来る子どもたちもいます
6月頃になると、アメリカの学校は夏休みに入ります。
しかも、夏休みは2か月近くあることも珍しくありません。
その間、日本へ一時帰国するご家庭も多いです。
「体験入学」という形で、日本の学校へ2〜3週間通う子どもたちもいます。
皆さんの学校にも、「普段は海外に住んでいるけど、6月だけ通っている」という子がいるかもしれません。
そういう子たちは日本語での会話は自然でも、漢字の読み書きが苦手だったり、日本独特のルールや空気感に戸惑ったりすることがあります。
でも、それは「変わっている」のではなく、育ってきた環境が違うだけなんですよね。
もしそういう友達がいたら、ぜひ仲良くしてあげてほしいと思います。
海外で生活している子どもたちは、日本とは違う文化や価値観の中で育っています。
話してみると、「そんな世界があるんだ」と驚くこともたくさんあります。
それはお互いにとって、とても良い経験になるはずです。
最近は「異文化」に対して不寛容な空気を感じることもあります。
でも、本来、違う文化や価値観に触れることはとても面白いことです。
海外で暮らす子どもたちと接することで、「日本の当たり前は、世界の当たり前ではない」ということにも気づけます。
それはきっと、これからの時代を生きていく上で、大切な経験になると思います。
これからも機会があれば、日本人学校や海外での教育について、少しずつ書いてみたいと思います。
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