教室の本棚に絵を飾りました!①
- seieigakusha25
- Jun 27
- 2 min read
小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
最近、本棚の上に2枚の絵を飾ってみました。
どちらも旅先で買ったもので、個人的にとても気に入っているものです。

今日は、そのうちの右側の絵をご紹介したいと思います。
この絵、よく見ると、ある人物の銅像が描かれているのがわかります。
廃墟のような石造りの建物を背景に、静かに立ち尽くすその姿。
ですが、少し違和感があるかもしれません――そう、右手が欠けているのです。
さて、この人物が誰だかわかりますか?

彼の名は、フランシスコ・ザビエル。
歴史の教科書にも登場する有名人なので、皆さんもよくご存知でしょう。
ザビエルは1500年代に活躍したカトリック教会の宣教師で、イエズス会という組織の創設メンバーの一人。
世界各地で布教活動を行い、ついには日本にもやって来ました。
1549年、鹿児島に上陸し、長崎や山口でも布教を続けました。
この絵を購入したのは、マレーシアのマラッカという港町。
ザビエルが日本を訪れる少し前、この地で彼は布教活動を行っていました。
当時、マラッカは東西交易の重要な拠点であり、多くのヨーロッパ人が活動していた場所でもあります。
絵の背景に描かれている廃墟のような建物は、セントポール教会というカトリック教会の跡地です。
16世紀初頭に建てられたこの教会は、今では壁や柱の一部だけが残されていますが、ザビエルゆかりの場所として今も多くの観光客が訪れています。
その一角に、ひっそりと立つのがこのザビエル像です。
ところで、なぜ右手がないのか?
――これには諸説あります。
少しオカルト的な話から、単なる事故によるものだという説まで。
真相は定かではありませんが、そうした謎に想像をめぐらせるのも、歴史の面白さのひとつかもしれません。
興味のある方は、ぜひ当塾までお立ち寄りください。
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