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教室の本棚に絵を飾りました!①

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアに新しく開校した当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!





最近、本棚の上に2枚の絵を飾ってみました。

どちらも旅先で買ったもので、個人的にとても気に入っているものです。

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今日は、そのうちの右側の絵をご紹介したいと思います。


この絵、よく見ると、ある人物の銅像が描かれているのがわかります。

廃墟のような石造りの建物を背景に、静かに立ち尽くすその姿。

ですが、少し違和感があるかもしれません――そう、右手が欠けているのです。


さて、この人物が誰だかわかりますか?

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彼の名は、フランシスコ・ザビエル

歴史の教科書にも登場する有名人なので、皆さんもよくご存知でしょう。


ザビエルは1500年代に活躍したカトリック教会の宣教師で、イエズス会という組織の創設メンバーの一人。

世界各地で布教活動を行い、ついには日本にもやって来ました。

1549年、鹿児島に上陸し、長崎や山口でも布教を続けました。


この絵を購入したのは、マレーシアのマラッカという港町。

ザビエルが日本を訪れる少し前、この地で彼は布教活動を行っていました。

当時、マラッカは東西交易の重要な拠点であり、多くのヨーロッパ人が活動していた場所でもあります。


絵の背景に描かれている廃墟のような建物は、セントポール教会というカトリック教会の跡地です。

16世紀初頭に建てられたこの教会は、今では壁や柱の一部だけが残されていますが、ザビエルゆかりの場所として今も多くの観光客が訪れています。

その一角に、ひっそりと立つのがこのザビエル像です。


ところで、なぜ右手がないのか?

――これには諸説あります。

少しオカルト的な話から、単なる事故によるものだという説まで。

真相は定かではありませんが、そうした謎に想像をめぐらせるのも、歴史の面白さのひとつかもしれません。


興味のある方は、ぜひ当塾までお立ち寄りください。

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