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古典は「フィーリング」ではなく「論理」で解く

  • 3 days ago
  • 3 min read

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小学生から大学受験まで、地域密着型の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



最近、高校生に古典を教えています。

使っている教材は河合出版の「古典文法基礎ドリル」。

名前の通り、本当に基礎から丁寧に積み上げていくタイプの問題集です。





そして今、改めて強く感じているのは、古典の土台は「品詞分解」にあるということです。



なんとなく訳す、をやめる


古典が苦手な生徒ほど、こんな状態になりがちです。

・雰囲気で読む

・現代語訳をなんとなく当てにいく

・わからない部分は飛ばす


気持ちはすごく分かるんですが、これを続けている限り、いつまで経っても古文ができるようになりません。


古典はフィーリングで読めそうな雰囲気がありますが、実際は逆です。

一つずつロジカルに読むことが重要です。



品詞分解はルールの塊


例えば動詞ひとつとっても、何行何段活用で活用形は何か、こういった情報を一つひとつ確定させていきます。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、ここがスタートラインです。


そしてこの作業は、すべて根拠のある判断です。

・下に体言(名詞)がつくから連体形になる。

・未然形がア段だから、四段活用である。

・文中に係助詞「こそ」があるから、文末が已然形になる

というふうに、論理的に一本の線でつながっていきます。



古典は論理パズル


今回教えている生徒も古典が苦手ですが、品詞分解を一つひとつ丁寧にやっていくうちに、「あ、なんかわかってきた気がする」という手応えを感じ始めているようです。


これはとても重要な変化です。

古典は「センスの教科」ではありません。

むしろ、論理パズルに近い教科です。


品詞分解ができるようになると、次に見えてくるのが助動詞です。

・過去なのか

・推量なのか

・完了なのか


ここが区別できるようになると、文の意味が一気にクリアになります。

さらにその先には、古典最大の難関ともいえる「敬語」が待っています。



敬語=主語を見抜く鍵


敬語は苦手な生徒が多いですが、文章を正確に読むうえでとても強力なヒントになります。

敬語の方向はどちらか(誰から誰への敬意なのか)が分かると、主語が見えてきます。


古典が読めない最大の原因は「主語がわからないこと」です。

敬語がわかるようになると、ここが一気に解決します。

そうすると、文章全体も理解できるようになってくるのです。



すべての教科に通じる学び方


これらは古典に限りません。

「根拠をもとに考える」という力は、すべての教科に共通しています。


なんとなくではなく、「分解する → 規則を見つける → 論理でつなぐ」

この流れが身につけば、どの教科でも安定して力が伸びていきます。


古典においても同様に、地道な積み重ねが、確実に力になります。

古典は「センス」ではなく「技術」です。

そしてその技術は、誰でも身につけることができます。


今取り組んでいる生徒にも、このまま一歩ずつ積み上げていってほしいと思います。

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