top of page

中学生の理科:分子でできている物質とそうでない物質の違い

小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!



中学生の理科でよく出てくる「分子でできている物質」と「分子でできていない物質」。一見するとややこしいですが、整理して覚えればスッキリ理解できます。


分子でできている物質とは?


「分子」とは、いくつかの原子が決まった組み合わせでくっついた粒のことです。

分子でできている物質は、その分子が最小のまとまりになっています。


  • :水(H₂O)、二酸化炭素(CO₂)、酸素(O₂)、窒素(N₂)、アンモニア(NH₃)、エタノール(C₂H₆O)など


⇒ 気体や液体の多くは、分子でできています。



分子でできていない物質とは?


「分子」というまとまりをもたず、原子やイオンが規則正しく並んでできている物質です。


  • 金属:鉄、銅、アルミニウムなど(原子がびっしり並んでいる)

  • イオン結晶:塩化ナトリウム(NaCl、食塩)など(Na⁺とCl⁻が規則正しく並んでいる)

  • その他:ダイヤモンドや黒鉛(炭素の原子がつながっている)


⇒ 固体の多くは、分子ではなく「原子の集まり」や「イオンの集まり」でできています。




まとめ

分類

特徴

代表例

分子でできている物質

原子が集まって「分子」というまとまりをつくる

水、二酸化炭素、酸素、窒素、アンモニア、エタノール

分子でできていない物質

原子やイオンが規則正しく並んでいる。分子のまとまりをもたない

鉄、銅、アルミニウム、塩化ナトリウム(食塩)、ダイヤモンド、黒鉛



覚え方のコツ


  • 気体や液体 → 分子でできているものが多い

  • 金属や塩、ダイヤモンド → 分子でできていない


この整理を覚えておけば、テストで「水は分子でできているか?」「塩化ナトリウムは分子でできているか?」と聞かれても、すぐに答えられるようになります。

Comments


bottom of page