中学生の理科:分子でできている物質とそうでない物質の違い
- seieigakusha25
- Sep 3
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小田原市蓮正寺にお住いの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
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中学生の理科でよく出てくる「分子でできている物質」と「分子でできていない物質」。一見するとややこしいですが、整理して覚えればスッキリ理解できます。
分子でできている物質とは?
「分子」とは、いくつかの原子が決まった組み合わせでくっついた粒のことです。
分子でできている物質は、その分子が最小のまとまりになっています。
例:水(H₂O)、二酸化炭素(CO₂)、酸素(O₂)、窒素(N₂)、アンモニア(NH₃)、エタノール(C₂H₆O)など
⇒ 気体や液体の多くは、分子でできています。
分子でできていない物質とは?
「分子」というまとまりをもたず、原子やイオンが規則正しく並んでできている物質です。
金属:鉄、銅、アルミニウムなど(原子がびっしり並んでいる)
イオン結晶:塩化ナトリウム(NaCl、食塩)など(Na⁺とCl⁻が規則正しく並んでいる)
その他:ダイヤモンドや黒鉛(炭素の原子がつながっている)
⇒ 固体の多くは、分子ではなく「原子の集まり」や「イオンの集まり」でできています。
まとめ
分類 | 特徴 | 代表例 |
分子でできている物質 | 原子が集まって「分子」というまとまりをつくる | 水、二酸化炭素、酸素、窒素、アンモニア、エタノール |
分子でできていない物質 | 原子やイオンが規則正しく並んでいる。分子のまとまりをもたない | 鉄、銅、アルミニウム、塩化ナトリウム(食塩)、ダイヤモンド、黒鉛 |
覚え方のコツ
気体や液体 → 分子でできているものが多い
金属や塩、ダイヤモンド → 分子でできていない
この整理を覚えておけば、テストで「水は分子でできているか?」「塩化ナトリウムは分子でできているか?」と聞かれても、すぐに答えられるようになります。
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