「勉強ができない」状態
- Apr 7
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小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小学生から大学受験まで、地域密着型の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
「勉強ができない」という状態について、今日は私なりの考えを書いてみたいと思います。
「勉強ができない」と聞くと、
・覚えなきゃいけないことを覚えていない
・計算ミスが多い
・計算が遅い
こういった理由を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、そういった要素もあります。
ただ、私が教員時代から今まで、たくさんの子どもたちを見てきて感じているのは、そもそもの「考え方」や「思考法」が身についていないケースが非常に多い、ということです。
少し抽象的な言い方になりますが、「思考がうまく接続されていない」そんな印象を受けることがあります。
一つ一つの情報は理解している。
言葉の意味も分かっている。
でも、それらを結びつけて使うことができない。
情報を伝える神経がうまくつながっていないような状態、とでも言えばいいでしょうか。
これは能力の問題というより、慣れと意識の問題だと私は思っています。
具体例を一つ挙げます。
数学の授業で、「二等辺三角形とは、2本の辺の長さが等しい三角形のことです」と説明したとします。
そのあとで、2本の辺の長さが等しい三角形の図を見せて、「この三角形、2本の辺の長さが等しいですね。では、この三角形は何と言いますか?」
と聞く。
すると、答えられない子が、実は一定数います。
これ、さっき説明したばかりなんですよね。
「二等辺三角形」
「辺」
「長さ」
「等しい」
それぞれの言葉の意味は分かっています。
でも、それらが一つにつながっていない。
つまり、情報と情報を結びつけて考えることができていない状態なんです。
この部分ができていないと、どの教科もできるようにはなりません。

もちろん、「化学だけは好きで得意」「小さい頃から歴史漫画を読んでいて、歴史だけは強い」というケースはあります。
でも、思考の土台が弱い場合、全体としては点数が伸びず、「勉強ができない状態」が続いてしまうことが多いです。
逆に言えば、この思考法さえ身についてしまえば、学習の土台は一気に安定します。
そうすると、どの教科でも、「最低限、取るべき点数」は取れるようになっていきます。
では、その土台をどう作るのか。
私の答えは、とてもシンプルです。
対話を繰り返すこと。
当塾の指導方針は、とにかく質問です。
正直、質問攻めです。
・これはどういう意味?
・なんでそう答えたの?
・じゃあ、これとこれの違いは?
細かく、しつこく聞きます。
子どもによっては、最初はプレッシャーに感じるかもしれません。
でも、これがとても大事なんです。
質問されることで、「考えざるを得ない状況」になります。
そうすると、
「あ、これとこれってつながっているんだ」
「これはイコールなんだ」
という感覚が、少しずつ育っていきます。
A=B、B=C なら、A=C。
いわゆる論理的な思考ですね。
ただ、塾でできる時間には限界があります。
当塾では、中1・中2は週3回、1回2時間、計6時間。
決して少なくはありませんが、それでも全部ではありません。
だからこそ大事なのが、ご家庭での関わりです。
勉強を教えなくても構いません。
答えを与える必要もありません。
「なんでそう思ったの?」
「どういう意味?」
こうした問いかけを、日常の中で少し意識してみてください。
ある程度、思考の土台が固まってくると、子どもたちは頭の中で自問自答できるようになります。
そうなると不思議なくらい、成績はみるみる上がっていきます。
ぜひご家庭でも、「考えさせる会話」を意識してみてください。
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