「割合」の攻略②
- seieigakusha25
- 7 days ago
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小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
前回は「何倍か」を求める問題を扱いました。
「6は3の何倍か?」という問題では、答えは2倍。
「3は6の何倍か?」という問題では、答えは0.5倍。
まずは、この○倍を求める計算がしっかりできることが、割合の攻略への第一歩です。
さて、この 0.5倍 という表現はイメージしにくいと感じる人もいるのではないでしょうか。
基本的に「倍」というものは2倍や3倍など、大きくなっていくときに使用されるからです。
例えば、スーパーで「内容量が2倍になりました!」というような商品を見たことがあるかもしれませんが、「値段が0.7倍になりました!」という表記は目にしないと思います。
0.7倍の値段というのはお得になっているわけですが、いまいちピンと来ません。
「0.7倍」や「0.3倍」のように、1以下の数字の倍は直感的に分かりにくいからです。
そこで、倍が1以下の数字になるときは、ほかの表記方法が使われるようになりました。
日本では歩合、欧米では百分率(パーセント)という方法です。
歩合では、1倍を 10割 と考えます。
→ 0.9倍は 9割
→ 0.5倍は 5割
→ 0.1倍は 1割 というふうになります。
百分率では、1倍を 100% と考えます。
→ 0.9倍は 90%
→ 0.5倍は 50%
→ 0.1倍は 10%
→ 0.01倍は 1% というふうになります。
つまり、「3は6の0.5倍」というのは、「3は6の50%(5割)」と置き換えられるということです。
倍が小数でイメージしにくいときには、歩合や百分率に置き換えると見やすくなるのです。
「800円の60%は?」と聞かれたら「800円の0.6倍は?」と置き換えてみると、問題の意味がわかりやすくなります。
というわけで、割合でよく目にする○%や○割という表現について解説したところで、今日はおしまいにしたいと思います。
次回は、割合の3つの公式について説明します。


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