top of page

「割合」の攻略②

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



前回は「何倍か」を求める問題を扱いました。

「6は3の何倍か?」という問題では、答えは2倍。

「3は6の何倍か?」という問題では、答えは0.5倍。


まずは、この○倍を求める計算がしっかりできることが、割合の攻略への第一歩です。


さて、この 0.5倍 という表現はイメージしにくいと感じる人もいるのではないでしょうか。

基本的に「倍」というものは2倍や3倍など、大きくなっていくときに使用されるからです。


例えば、スーパーで「内容量が2倍になりました!」というような商品を見たことがあるかもしれませんが、「値段が0.7倍になりました!」という表記は目にしないと思います。

0.7倍の値段というのはお得になっているわけですが、いまいちピンと来ません。

「0.7倍」や「0.3倍」のように、1以下の数字の倍は直感的に分かりにくいからです。


そこで、倍が1以下の数字になるときは、ほかの表記方法が使われるようになりました。


日本では歩合、欧米では百分率(パーセント)という方法です。


歩合では、1倍を 10割 と考えます。

→ 0.9倍は 9割

→ 0.5倍は 5割

→ 0.1倍は 1割 というふうになります。


百分率では、1倍を 100% と考えます。

→ 0.9倍は 90%

→ 0.5倍は 50%

→ 0.1倍は 10%

→ 0.01倍は 1% というふうになります。


つまり、「3は6の0.5倍」というのは、「3は6の50%(5割)」と置き換えられるということです。

倍が小数でイメージしにくいときには、歩合や百分率に置き換えると見やすくなるのです。

「800円の60%は?」と聞かれたら「800円の0.6倍は?」と置き換えてみると、問題の意味がわかりやすくなります。


というわけで、割合でよく目にする○%や○割という表現について解説したところで、今日はおしまいにしたいと思います。

次回は、割合の3つの公式について説明します。

Comments


bottom of page