英語の受動態が苦手な人は、日本語の受動態を意識できている?
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小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小学生から大学受験まで、地域密着型の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。
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もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
昨日に引き続き、「英語を勉強する前に、まずは日本語から!」という内容です。
受動態を例にして説明します。
受動態そのものは難しくない
中学校で学習する受動態。
受動態の形自体はそれほど難しくありません。
be動詞+過去分詞
という決まった形があり、
This book is read by many people.
この本は多くの人に読まれる。
のように、「〜される」という意味を表します。
形だけ見れば、覚えやすい文法事項です。
それでも受動態が苦手な生徒は少なくありません。
本当に苦手なのは英語なのか?
私は、受動態が苦手な原因は英語そのものではない場合があると思っています。
英語の受動態が分からないというより、日本語の受動態を意識できていないことが原因ではないでしょうか。
例えば、最近は「本が発売する」というような言い方をする人が増えてきているように感じます。
しかし、「発売する」という動作を行うのは本ではありません。
発売するのは出版社や個人です。
ですから、「出版社が本を発売する」なら自然です。
一方で、本を主語にしたいなら、「本が発売される」と受け身の形にしなければなりません。
ところが、この違いを意識しないまま「本が発売する」という表現を使っていても特に違和感を覚えない人は少なくありません。
そうなると、「〜される」という受動態そのものへの意識が弱くなってしまいます。
英語では、The publisher sells the book.なら、「出版社がその本を発売する。」です。
一方、The book is sold.なら、「その本が発売される。」になります。
「誰がその動作をしているのか」
「主語は動作をする側なのか、される側なのか」
を考えれば理解しやすくなります。
ところが日本語の時点でその区別が曖昧だと、英語にした瞬間に混乱してしまうのです。
英語の文法は日本語の理解とつながっている
これは受動態に限った話ではありません。
前回のブログでも書いたように、be動詞と一般動詞の使い分けも、日本語の主語や述語の理解と深く関係しています。
英語の文法が苦手な人の中には、
・主語は何か
・述語は何か
・誰が動作をしているのか
・誰が動作を受けているのか
といった、日本語の文の構造そのものが曖昧になっているケースが少なくありません。
英語の文法を学ぶときはつい英語だけを見てしまいがちですが、実際には日本語を正しく理解することが、英語上達への近道になることも多いのです。
受動態が苦手だと感じたら、まずは日本語の文章を見て、
「これは誰が何をしている文なのか」
「する側なのか、される側なのか」
を考えてみてください。
英語の受動態も、今までよりずっと分かりやすく見えてくるはずです。
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