神奈川県の公立高校、募集学級数の増減
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もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
10月23日(金)、神奈川県教育委員会から、次年度の公立高校入試における募集学級数の増減について速報が公表されました。
県西地域やその周辺では、西湘高校、秦野曽屋高校、二宮高校などで学級数が1学級減となっています。
学級数が減るということは、それだけ募集人数も減るということなので、受験生にとっては少し気になるニュースでしょう。
ただ、昨年度の入試状況を振り返ると、県西地域では小田原高校以外の高校で定員割れが見られました。
少子化の影響だけでなく、私立高校の授業料負担が軽減される制度など、複合的な理由が重なったためと考えられます。
受験生の立場からすれば、定員割れはありがたいことでしょう。
神奈川県の公立高校入試では、定員割れしている高校を受験して不合格だったというケースはほぼありません。
では、地域全体で定員割れが当たり前になっていくことは果たして良いことなのか、個人的には少し気になるところがあります。
高校卒業後の進路はさまざまですが、大学進学を主要な進路の一つとして考える高校については、ある程度の競争があった方が良いのではないかと思っています。
大学受験は全国大会
その理由は、大学受験が全国規模の競争だからです。
少子化が進み、「大学全入時代」という言葉も聞かれるようになりました。
進学先にこだわらなければ、大学に進学すること自体は以前より簡単になっています。
一方で、全国的に知名度のある大学や、難関大学への進学は以前よりも難しくなっているのも事実です。
浪人生の数が増加しているというデータもあります。
そういった大学に進学しようとした時に大切になるのが、中学校で学ぶ内容を含めた基礎学力です。
高校に入ってから大学受験を意識し、本格的に勉強を始めればよい。
そう考える人もいるかもしれませんが、大学受験で必要になる学力は、高校生になってから短期間で身につけられるものばかりではありません。
中学校で学ぶ内容が十分に定着していなければ、高校の学習でも苦労することになります。
もし高校入試でほとんど競争がなくなり、中学校の段階で勉強する必要性を感じにくくなってしまったらどうでしょうか。
高校入試を乗り越えるために勉強するという経験が薄れ、そのまま基礎学力が不十分な状態で高校に進学する。
そこから大学受験に向けて勉強を始めても、思うように成績が伸びない。そうした状況は十分に考えられます。
定員割れしている高校に進学したからといって、大学受験で不利になると決まっているわけではありませんし、高校入学後の本人の努力次第で学力はいくらでも伸ばせます。
ただ、学習習慣や基礎学力を身につける機会として、中学校での受験勉強には一定の意味があると思います。
募集学級数が減っても、倍率が上がるとは限りません
今回の発表を受けて、募集人数が減るなら倍率が上がるのではないか、と考える人もいるでしょう。
しかし、実際にどうなるかはまだわかりません。
募集人数が減ったことで競争が激しくなると考え、そういった高校の受験を避ける人が出てくる可能性もあります。
その反動で学級数が変わらない高校に志願者が集中して、倍率が上がることも考えられます。
したがって、現時点で今回の発表に一喜一憂する必要はありません。
入試の倍率は、自分ではコントロールできません。
しかし、自分の学力を伸ばすために勉強することはできます。
入試まで、残り約3か月半。
今の時期は周囲の情報に振り回されるよりも、目の前の課題に一つずつ取り組むことが大切です。
受験生には、最後まで気を抜かずに頑張ってほしいと思います。
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