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楽するための途中式

Aug 27
3 min read

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小学生から大学受験まで、地域密着型の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



昨日、「計算ミスを防ぐには、途中式を丁寧に書くことが大切」という話を書きました。

「途中式を書くなんて面倒くさい」と思う人もいるかもしれません。

できるだけ頭の中で計算して、答えだけを書いたほうが楽だと思うこともあるでしょう。


でも、実は逆です。


途中式は、面倒くさいことを避けるために書くものなのです。


人間の脳には、使える容量に限界があります。

もちろん、その大きさには個人差がありますが、誰であっても頭の中だけで同時に処理できることには限界があります。


これはパソコンをイメージすると分かりやすいと思います。

パソコンにはそれぞれ性能の違いがありますが、どんなパソコンでも、動画編集をしながら調べ物をして、オンラインゲームを起動して、さらにブラウザを何十個も開いて……と、いろいろな作業を同時に行えば、だんだん動作が重くなっていきます。


人間の脳も、これと似ています。

例えば文章問題では、まず問題文を読んで、条件を整理して、何を求められているのかを考え、そこから式を立てる必要があります。

ところが、そこに「計算を頭の中だけで処理する」という作業まで加えてしまうと、計算のために脳の容量を使うことになります。


本来なら「問題文を理解する」「条件を整理する」「どんな式を立てればいいか考える」といったことに使いたい脳の容量が、計算に奪われてしまうわけです。


だからこそ、計算は紙に書いてしまえばいいのです。

途中式を書くというのは、脳の容量を外に拡張するようなものです。


頭の中だけで覚えておかなければならないことを紙に書いて残しておく。

計算用紙やノートを自分の脳の一部のように使うわけです。


そう考えると、途中式を書くことは「余計な作業」ではありません。

むしろ、自分の頭を楽にするための工夫なのです。


もちろん計算が非常に得意でほとんどミスをしない人であれば、ある程度暗算で進めても問題ありません。

大切なのは途中式をたくさん書くことそのものではなく、正確に問題を解くことだからです。


ただ、計算ミスが多いのに「途中式を書くのは面倒だから」と省略しているのであれば、一度考え方を変えてみてほしいと思います。

途中式を書くのは、勉強を大変にするためではありません。

むしろ、楽をするためです。


頭の中に抱えておく必要のないものは、どんどん紙に出してしまいましょう。

そうすることで、本当に頭を使うべきところに脳の容量を使えるようになります。

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