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戦後の日本外交① 条約・宣言・声明の違い

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



中学校の歴史では、戦後の日本外交に関して、ややこしい言葉がいろいろと登場します。

日ソ共同宣言、日韓基本条約、日中共同声明、日中平和友好条約……。

宣言とか、条約とか、声明とか、とにかく覚えるのが大変です。


これらは似たような意味に見えますが、それぞれ役割と重さが違います。

その違いについて簡単に解説します。



条約とは何か


条約は、国と国が結ぶもっとも正式で、法的拘束力の強い約束です。


国会の承認が必要

一度結ぶと簡単には破棄できない

国際法上も重い意味を持つ


「この内容について、責任をもって守ります」という強い意思表示が条約です。



宣言とは何か


宣言は、国家間の合意を文書にしたものですが、条約ほどの法的な重さはありません。


国交回復

戦争状態の終了

今後の方向性の確認

といった場面で使われます。


「ここまでの合意はできたが、まだ条約を結ぶ段階ではない」というときに用いられます。



声明とは何か


声明は、「この内容について合意しました」と公に表明するものです。


国交のスタート

外交関係の再開

など、出発点として使われることが多いです。




重さで言うと「声明 → 宣言 → 条約」の順になります。


それでは、なぜ区別するのかという話ですが、戦後の日本は、

領土問題

歴史問題

冷戦という国際情勢

などの問題を抱えていました。


すべての国と、いきなり「条約」を結べたわけではありません。

そのため、状況に応じて声明や宣言を使い分けていたのです。


次回は、この違いがよく表れている日韓基本条約と日ソ共同宣言を見ていきます。

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