主語と述語をきっちり見分ける
小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小学生から大学受験まで、少人数制の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。
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もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
英語を教えていて、もっと早い段階で身につけておいてほしいと思うことがあります。
その一つが、主語と述語をきちんと見分けることです。
これは英語を学習するうえでは、かなり基本的な部分です。
日本語の文章を読んで、「誰が」「何が」どうしたのかを正確につかめなければ、英語の文構造を理解するのも難しくなります。
そして、この力はもちろん英語だけに必要なものではありません。
国語の文章を読み取るときにも必要ですし、作文を書くときにも必要です。
さらに言えば、教科書を読んで内容を理解するという、あらゆる教科の学習の土台にもなっていると思います。
まずは「主語」を見る
主語と述語を見分けるとき、特に主語を見つけることが大切です。
英語なら、基本的には文の最初のほうに主語が出てきます。
例外はありますが、少なくとも中学校で学ぶ基本的な英文なら、「最初に出てくる名詞が主語になっている」という感覚を持つことは、それほど難しくありません。
一方、日本語はもう少しややこしい。
例えば、「昨日買った本を私は学校で友人にあげた。」という文があったとします。
この文には、
「私」
「昨日」
「本」
「学校」
「友人」
と、いろいろな名詞が登場します。
では、この文の主語は何でしょうか。
答えは「私」です。
ところが、これを中学生に聞いてみると、すぐに答えられない子がいます。
そこで、「主語は基本的に『~は』『~が』となっているところだよ。」と教える。
そうすると、「私は」と書いてあることに気づいて、ようやく主語を見つけられる。
これは非常に基本的なことなのですが、実際には、このレベルのところでつまずいている生徒は珍しくありません。
だからこそ、ここを曖昧にしたまま先へ進まないほうがいいと思っています。
主語が分からなければ、英語はかなり厳しい
例えば、「私はテニスが好きです。」なら、
「私は」→ I
「好きです」→ like
というように、まず日本語の文から主語と述語をつかむ。
ところが、日本語の段階で「誰がどうしたのか」がよく分かっていなければ、英語にする段階で当然困ります。
単語を知っているかどうか以前に、文の骨格がつかめていないからです。
英単語を覚える。
be動詞を覚える。
一般動詞を覚える。
三単現のsを覚える。
こういったことももちろん大切なのですが、その前に「この文の主語は何なのか」を正確に捉えられることが重要です。
ここができていない状態で英語の文法をいくら説明しても、なかなかうまくいきません。
国語でも「主語と述語」は重要
そして、この問題は英語だけの話ではありません。
国語の文章を読むときにも、主語と述語を正確に捉えることは非常に重要です。
文章が長くなればなるほど、途中にいろいろな言葉が入ってきます。
修飾する言葉があったり、別の名詞が出てきたり、文章の中にさらに別の文が入っていたりする。
そうすると、「結局、何がどうしたの?」という文の中心を見失ってしまう子がいます。
これは教科書を読むときにも同じです。
理科でも社会でも、文章を読んで内容を理解する必要があります。
「文章を読む」というのは、ただ文字を目で追うことではありません。
文の構造を捉えて、
「何が」
「どうなったのか」
「なぜそうなったのか」
といったことを読み取る必要があります。
その一番基本的なところに、主語と述語があると思います。
作文にも影響する
もう一つ、主語と述語がうまく捉えられていない生徒に見られやすいのが、主述のねじれです。
例えば、「私の将来の夢は、サッカー選手になりたいです。」という文章。
言いたいことは分かります。
ただ、文として見ると、「私の将来の夢は」と「なりたいです」の組み合わせがうまくつながっていません。
「私の将来の夢は、サッカー選手になることです。」とするか、
「私は、将来サッカー選手になりたいです。」とすれば、主語と述語がきちんと対応します。
こうした間違いは、単に「作文の書き方を知らない」というだけではないと思います。
そもそも、自分が書いている文章の中で、
「何が主語なのか」
「その主語について、何を述べているのか」
ということを意識できていない。
だから、主語と述語がねじれてしまうわけです。
「なんとなく読める」から一歩進む
子どもたちは、普段から日本語を使っています。
だから、簡単な文章なら、主語や述語を意識しなくてもなんとなく意味が分かります。
しかし、文章が少し長くなったり、複雑になったりすると、途端に読み取りが怪しくなることがあります。
「なんとなく意味は分かる」というところから、
「この文の主語はこれ」
「述語はこれ」
「だから、この文はこういう構造になっている」
というところまで意識できるようになる。
この差は結構大きいと思います。
特に中学生になって、英語の文章が急に難しくなったり、国語の記述問題がうまく書けなかったり、教科書を読んでも内容が頭に入りにくかったりする場合。
原因はいろいろありますが、一度、「そもそも主語と述語をきちんと見分けられているかな?」と確認してみてもいいと思います。
英語を教える前に、まず日本語の文の構造を確認する。
教科書の内容をうまく理解できないなら、まず一つ一つの文の主語と述語を確認してみる。
作文がおかしくなりやすいなら、自分が書いた文章の主語と述語を確認してみる。
地味な話ではありますが、こういう基本的なところが、実はその後の学習のかなり大きな土台になっているのではないかと思います。
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