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中学生のうちから「関係詞」の土台をつくる

  • May 14
  • 4 min read

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小学生から大学受験まで、地域密着型の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。


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もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



高校英語で多くの人が苦戦する単元の一つが「関係詞」です。

特に、関係代名詞と関係副詞の区別が難しいです。


実際、高校生を指導していても、「which と where の違いが分からない」、「完全な文? 不完全な文? 何それ?」という声はとても多いです。


ただ、この単元は高校に入って急に難しくなるというより、「中学英語の時点で、ある感覚を持てているかどうか」がかなり大きいです。

今日は、その話をしてみます。



関係詞は「2つの文をつなぐ道具」


まず大前提として、関係詞というのは「2つの文を1つにつなげるための道具」です。


例えば、

・I know the place.

・You visited the place.


この2つをくっつけると、

→ I know the place which you visited.

となります。


ここで使われている which が関係代名詞ですね。



副詞って何?


次に、関係副詞について考えてみましょう。

副詞というのは、簡単に言うと、「動詞の様子を説明する言葉」です。


例えば、

・速く走る

・キラキラ光る

の「速く」「キラキラ」が副詞です。


これらは、「走る」「光る」という動詞を詳しく説明しています。

そして、副詞には大きな特徴があります。


それは、副詞はなくても文が成立するということです。

例えば、

彼は走る。

これだけで文として成立していますよね。


そこに、

彼は速く走る。

と「速く」を追加すると、より状況がイメージしやすくなります。

でも、「速く」がなくても文としては完成しています。


つまり、副詞というのは、あってもなくても文法的には成立するものなのです。



「完全な文」「不完全な文」の正体


高校ではよく、

・後ろが完全な文なら関係副詞

・不完全な文なら関係代名詞

と習います。

ただ、この「完全」「不完全」が分かりづらいところです。


go と visit を例に挙げて説明します。



go の場合


I go to Tokyo.

この文章は自然ですよね。

ここで大事なのは、go の直後には名詞が来ていないということです。

「to Tokyo」のように、前置詞 to を使って後ろに場所をつなげています。


極端に言えば、「I go.」だけでも文として成立するということです。

「私は行く。」

どこに行くかは分からないけれど、英語としては成立しています。

つまり、「go」は「行く」という意味なのです。



visit の場合


ではこちら。

I visit Tokyo.

これは visit の後ろに Tokyo が直接来ています。


つまり visit は、「何を訪れるのか」が必要な動詞ということになります。

だから、「I visit.」だけだと、かなり不自然です。

英語話者からすると、「え、どこに?」という感覚になります。

これが「不完全な文」ということです。


「visit」は「~を訪れる」という意味になるわけですが、この「~を」の部分がめちゃくちゃ重要なのです。



日本語でも同じ感覚がある


これらの動詞の区別を、文法的には自動詞や他動詞と言ったりしますが、これらの感覚は日本語でも同様のものがあります。


例えば、

「私は明日7時に起きます。」

これは自然です。


でも、

「私は明日7時に起こします。」

と言われると、「え、誰を?」と思いませんか?


「起きる」はそれだけで成立する。

でも「起こす」は相手が必要。


これが、自動詞と他動詞の違いなんですね。



大事なのは「分類」より「フレーズ」


もちろん理想を言えば、

・この動詞は自動詞

・この動詞は他動詞

と分類できると強いです。

関係代名詞と関係副詞の見分けを完璧に行うことができます。

ただ、中学生の段階でそれを全部整理するのはかなり大変です。


だからおすすめなのは、動詞を例文ごと覚えることです。


例えば、

・go to Tokyo

・visit Kyoto

・listen to music

・look at the picture

・tell you a story

のように、「動詞の後ろがどうつながるか」をセットで覚えるようにしましょう。

すると高校で関係詞を学習するとき、「あれ、この動詞の後ろ、名詞が足りなくない?」「ここ前置詞いるはずじゃない?」と気づけるようになります。


中学のうちから、動詞と後ろの形をセットで見るという意識を少しずつ持っておくことがとても大切です。

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