コーヒーから地理を考えよう
小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小学生から大学受験まで、地域密着型の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。
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もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
先日、知り合いのブラジル人から、ブラジルのコーヒーをお土産でいただきました。

せっかくなので、今回はコーヒーのお話を少ししてみようと思います。
コーヒーの味や淹れ方の話ではありません。
塾のブログですので、ここは社会、特に地理の話につなげてみましょう。
コーヒーといえば、まず思い浮かぶ国はブラジルではないでしょうか。
実際ブラジルは世界最大のコーヒー生産国です。
では、2番目はどこかご存じでしょうか。
2番目はベトナムです。
少し意外に感じる方もいるかもしれませんが、ベトナムは世界有数のコーヒー生産国です。
さらにインドネシアも上位に入っており、そのほかコロンビアなどの南米の国々、そしてエチオピアなどのアフリカの国々でもコーヒーが盛んに生産されています。
ブラジル、コロンビア、ベトナム、インドネシア、エチオピア……。
こうして生産国を並べてみると、ある共通点が見えてきます。
これらの国々は、世界地図上で見ると、赤道付近を中心とした地域に分布しています。
コーヒーはどこでも栽培できるわけではありません。
大まかにいうと、赤道を挟んで北回帰線と南回帰線の間の、年間を通して温暖な地域が主要な生産地となっています。
その他、降水量や標高など、さまざまな条件が関係しています。
こうしたコーヒーの栽培に適した地域を、一般に「コーヒーベルト」と呼んでいます。
日本はこのコーヒーベルトからは外れていますが、日本でもコーヒー栽培への挑戦が行われています。
沖縄や奄美など比較的温暖な地域では、国産コーヒーを生産している農園もあります。
コーヒーの歴史をたどっていくと、アフリカのエチオピアに行き着きます。
コーヒーの起源については諸説ありますが、エチオピアがコーヒー発祥の地とされることが多いようです。
昔、エチオピアのあるヤギ飼いが、自分の飼っていたヤギが赤い実を食べた後、いつもより活発になっていることに気づきました。
その赤い実がコーヒーだったのです。
コーヒーはカフェインを含んでいるので、それを摂取したヤギの精神が高ぶったというわけです。
ところで、このヤギ使いの名前を「カルディ」と言います。
普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、少し視点を変えてみると、気候、農業、貿易、歴史、文化……と、さまざまなことにつながっています。
社会の勉強というと、教科書を開いて国名や地名を覚えることをイメージしがちです。
しかし、身の回りにあるものを見て、「これはどこから来たのだろう?」「なぜこの国で作られているのだろう?」と考えてみることも、立派な地理の勉強になります。
今回いただいたブラジルのコーヒーも、そんなことを少し考えながら味わってみようと思います。
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