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「なんとなく」で答えない

Oct 6
3 min read

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小学生から大学受験まで、少人数制の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



子どもたちの勉強を見ていると、「なんとなくそれっぽい」という理由で答えを出していることが結構あります。


特に顕著なのが、数学(算数)の図形です。


例えば、いくつかの角度が与えられていて、「この角度は何度ですか」という問題。

こういう問題では、図を見ながら一つずつ根拠を確認していく必要があります。


ここが80度なら、対頂角だからこちらも80度。

平行線があって錯角が等しいから、ここも80度。

三角形の二つの角度が分かっているなら、三角形の内角の和を利用して、180度から二つの角度を引いて残りの角度を求める。


そうやって、一つずつ理由を積み重ねていくわけです。


ところが、算数や数学が苦手な生徒を見ていると、

「ここ、ここと同じくらいに見えるから80度」

みたいな答え方をすることがあります。


「たぶん90度くらいかな」とか、「80度くらいじゃないかな」という見当をつけること自体は、決して悪いことではありません。

むしろ「見当をつける」こと自体は推奨していることでもあります。

問題を見た瞬間に、まったく何も考えずに計算を始めるよりも、「この角度はたぶんこれくらいになりそうだな」と予想することには意味があります。


直角より大きそうか、小さそうか。

鋭角になりそうか、鈍角になりそうか。


そういう感覚を持つことは、数学をやるうえでも役に立ちます。

ただし、それはあくまで「予想」です。


本当に80度なのかどうかは、ちゃんと確かめないといけない。

図に80度と書いてあって、その隣の角が図を見ると同じくらいの大きさに見える。

だから「ここも80度」。


これはダメです。

「なんとなくそう見える」からではなく、

「対頂角だから等しい」

「平行線の錯角だから等しい」

「三角形の内角の和が180度だから、ここは○度になる」

というように、ちゃんと理由が必要です。


そして、これは別に図形だけの話ではありません。


勉強を見ていると、他の教科でも似たようなことがあります。

問題文に書いてある条件を一つずつ確認するのではなく、「たぶんこういうことだろう」と自分の中で勝手に話を作ってしまう。

文章に書いてあることよりも、「こういう問題なんだろう」という自分のイメージを優先してしまう。

そうすると、最終的には問題文を正確に読み取れていない、というところにつながっていきます。


本人としては、ちゃんと問題を読んでいるつもりだと思います。

でも、実際には書いてある事実をそのまま受け取っているのではなく、自分の中で「たぶんこういうことだろう」というストーリーを作って、そのストーリーに合わせて問題を解いてしまっている。


勉強では、「答えが合っているか」だけではなく、「なぜそうなるのか」を確認することも大切です。


もちろん、最初に見当をつけることは大事。

でも、そのあとに、

「本当に90度なのか?」

「なぜ90度なのか?」

を確認する。


これは数学に限った話ではありません。


国語でも、文章に書いてあることを根拠に答える。

理科でも、実験結果や条件から考える。

社会でも、資料や数字を見て判断する。

英語でも、単語や文法をなんとなくの雰囲気で読むのではなく、文の構造を確認する。

結局、どの教科でも同じです。


「なんとなくこうだろう」ではなく、「これこれこういう理由だから、こうなる」と言えるようにする。

その積み重ねが、単に問題を解けるようになるだけではなく、問題文を正確に読み取る力にもつながっていくんだと思います。

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