「なんとなく」で答えない
小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小学生から大学受験まで、少人数制の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
子どもたちの勉強を見ていると、「なんとなくそれっぽい」という理由で答えを出していることが結構あります。
特に顕著なのが、数学(算数)の図形です。
例えば、いくつかの角度が与えられていて、「この角度は何度ですか」という問題。
こういう問題では、図を見ながら一つずつ根拠を確認していく必要があります。
ここが80度なら、対頂角だからこちらも80度。
平行線があって錯角が等しいから、ここも80度。
三角形の二つの角度が分かっているなら、三角形の内角の和を利用して、180度から二つの角度を引いて残りの角度を求める。
そうやって、一つずつ理由を積み重ねていくわけです。
ところが、算数や数学が苦手な生徒を見ていると、
「ここ、ここと同じくらいに見えるから80度」
みたいな答え方をすることがあります。
「たぶん90度くらいかな」とか、「80度くらいじゃないかな」という見当をつけること自体は、決して悪いことではありません。
むしろ「見当をつける」こと自体は推奨していることでもあります。
問題を見た瞬間に、まったく何も考えずに計算を始めるよりも、「この角度はたぶんこれくらいになりそうだな」と予想することには意味があります。
直角より大きそうか、小さそうか。
鋭角になりそうか、鈍角になりそうか。
そういう感覚を持つことは、数学をやるうえでも役に立ちます。
ただし、それはあくまで「予想」です。
本当に80度なのかどうかは、ちゃんと確かめないといけない。
図に80度と書いてあって、その隣の角が図を見ると同じくらいの大きさに見える。
だから「ここも80度」。
これはダメです。
「なんとなくそう見える」からではなく、
「対頂角だから等しい」
「平行線の錯角だから等しい」
「三角形の内角の和が180度だから、ここは○度になる」
というように、ちゃんと理由が必要です。
そして、これは別に図形だけの話ではありません。
勉強を見ていると、他の教科でも似たようなことがあります。
問題文に書いてある条件を一つずつ確認するのではなく、「たぶんこういうことだろう」と自分の中で勝手に話を作ってしまう。
文章に書いてあることよりも、「こういう問題なんだろう」という自分のイメージを優先してしまう。
そうすると、最終的には問題文を正確に読み取れていない、というところにつながっていきます。
本人としては、ちゃんと問題を読んでいるつもりだと思います。
でも、実際には書いてある事実をそのまま受け取っているのではなく、自分の中で「たぶんこういうことだろう」というストーリーを作って、そのストーリーに合わせて問題を解いてしまっている。
勉強では、「答えが合っているか」だけではなく、「なぜそうなるのか」を確認することも大切です。
もちろん、最初に見当をつけることは大事。
でも、そのあとに、
「本当に90度なのか?」
「なぜ90度なのか?」
を確認する。
これは数学に限った話ではありません。
国語でも、文章に書いてあることを根拠に答える。
理科でも、実験結果や条件から考える。
社会でも、資料や数字を見て判断する。
英語でも、単語や文法をなんとなくの雰囲気で読むのではなく、文の構造を確認する。
結局、どの教科でも同じです。
「なんとなくこうだろう」ではなく、「これこれこういう理由だから、こうなる」と言えるようにする。
その積み重ねが、単に問題を解けるようになるだけではなく、問題文を正確に読み取る力にもつながっていくんだと思います。
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