「とにかくメモする」ことで見えてきたもの 〜教育実習での実体験から〜
- seieigakusha25
- Dec 23, 2025
- 3 min read
小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!
小中学生対象の学習塾、清栄学舎の午来(ごらい)です。
小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!
もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!
昨日のブログでは、
「メモを残すことが学習においてとても大事だ」
というお話をしました。
今日はその続きとして、
私自身が「メモの力」を強く実感した、ある実体験を少しお話ししたいと思います。
私は教育学部の教員養成課程に進んでいたので、大学3年生のときに必修で教育実習に行きました。
1ヶ月ほど、実際の学校現場に入って授業を見たり、指導を体験したりします。
その中で毎日書かなければならなかったのが、実習簿です。
・今日1日、何を見たか
・どんなことを学んだか
・反省点は何か
正直に言うと、これがなかなか大変でした。
「今日学んだことは何ですか?」と聞かれても、
ぼーっとしている時間も多くて、なかなか言葉が出てこない。
そんなときに教えてもらったのが、あるシンプルな方法でした。
それは、
「授業中のすべてを、とにかくメモしなさい」
というものです。
・先生が話したこと
・板書した内容
・子どもたちの発言
・子どもたちがノートに向かう様子
とにかく、考えずに全部書く。
45分の授業中、ほぼずっとペンを動かしている状態です。
先生が話していない時間は、子どもたちの様子を観察して、それも書く。
例えば、
・何人くらいの子がすぐにノートを書き始めたか
・何人くらいが手を挙げたか
そんな些細なことも、全部メモに残しました。
書いている最中は、ほとんど何も分かりません。
「これが何の役に立つんだろう」と思いながら、ただ書く。
でも、その日の終わりにメモを見返すと、状況が一変します。
・この先生のこの一言で、理解できた子が多かった
・でも、理解できていなさそうな子も一定数いた
・この板書は、写せている子と写せていない子がはっきり分かれた
そうしたことに、後からどんどん気づけるようになるんです。
「じゃあ、どう声をかけたらよかったんだろう」
「板書の仕方にも工夫の余地があったのでは?」
そんなふうに、自然と考えが深まっていきました。
この方法を続けてから、
実習簿を書くことが一気に楽になりました。
材料がたくさん手元にあるので、
「何を書こう…」と悩む時間が減り、
気づいたことをそのまま文章にすればいい。
これは、まさに
「メモがあるから振り返りができる」
という状態だったと思います。
昨日のブログでも書きましたが、
メモを取るという行為は、
「ちゃんと聞かなければならない」
という意識を自然と生み出します。
私自身、教育実習で「とにかくメモをする」と決めたことで、
授業を見る姿勢そのものが変わり、
その結果、たくさんの気づきを得ることができました。
だからこそ、塾でも子どもたちには、
・先生が言ったこと
・「なるほど」と思ったこと
・ちょっとした補足
そうしたものを、
テキストや問題集のすみにでもいいから、
ぜひメモとして残してほしいと思っています。
メモは、その場では価値が分からなくても、
あとで必ず「考える材料」になります。
学びは、その瞬間よりも「振り返ったとき」に深まる。
そして、その振り返りを支えてくれるのが、メモです。
とにかく書く。
とにかく残す。
この積み重ねが、
聞く姿勢を育て、気づきを生み、学びを深めていきます。
昨日の話と合わせて、
ぜひ今日から「メモを残す学習」を意識してみてください。



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