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□÷3=2

Oct 14
5 min read

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小学生から大学受験まで、少人数制の学習塾「清栄学舎」の午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



中学生に方程式を教えていると、意外なところで手が止まってしまう生徒がいます。


例えば、いろいろな計算をしながら方程式を解いていき、最後に次のような式が残ったとします。


x / 3 = 2 (3 分の x = 2)

つまり、x を3で割ると2になる、ということです。


方程式を習いたての生徒だと、ここで混乱してしまうことがあります。


「3分のxだから……。これをどうやって移項するんだっけ?」

「分母の3をどうすればいいんだっけ?」

こんな具合です。


もちろん方程式のルールに従って考えれば解ける問題ですが、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいのです。


これって、もっと簡単に考えられるのです。

「□÷3=2」の□には、何が入りますか?

答えは6ですね。


3で割ると2になる数は何か。それだけの話です。

これは、中学校で新しく習うような難しい内容ではありません。

小学校の算数で扱う、基本的な計算の考え方です。


この問題だけを単独で出されれば、すぐに答えられる生徒がほとんどだと思います。

ところが、方程式の計算をいくつもこなし、いろいろな知識を使って頭が疲れている状態だと、こうした簡単なところで混乱してしまうことがあるのです。



計算はできる。でも、聞き方が変わると……


例えば、次の問題を考えてみてください。


① 6÷3=?


② □÷3=2


③ 3+5=?


④ □+3=8


⑤ 5×2=?


⑥ 5×□=10


どれも、それほど難しい問題ではありません。


普通の計算問題なら、すぐに答えられると思います。

ところが、少し聞き方を変えると、途端に手が止まってしまうことがあります。


「6÷3はいくつ?」なら答えられるのに、「何を3で割ったら2になる?」と聞かれると考え込んでしまう。

「5×2はいくつ?」なら答えられるのに、「5に何をかけたら10になる?」と聞かれると、すぐに答えが出てこない。

こういう生徒は、実際にいます。


普段の計算だけでなく、逆向きに考える練習もしておく必要があるのです。



小学生のうちから、虫食い算を練習しておく


そこで、私が最近大切だと感じているのが、いわゆる虫食い算のような問題です。


例えば、


① □÷2=3


② □+3=8


③ 5×□=20


④ 12-□=7


⑤ □÷4=5


⑥ 3×□+2=17


こうした問題です。


特別に難しいことをしているわけではありません。基本的な計算の知識があれば解ける問題ばかりです。

ただ、普通の計算問題とは違い、答えから逆算したり、どんな数を入れれば式が成り立つのかを考えたりする必要があります。


そして、こうした練習を小学生のうちから繰り返しておくことが、実は中学校の数学にもつながってくるのではないかと思っています。


中学校で方程式を習い始めると、文字式や移項、符号の扱いなど、新しく覚えなければならないことがたくさん出てきます。

その段階で、基本的な数の関係まで一から考えなければならないとなると、どうしても負担が大きくなります。


反対に、簡単な数の関係が頭に定着していれば、方程式のルールを覚えることや、より複雑な問題を考えることに集中できます。


簡単な計算を素早く処理できるようにしておくことは、難しい問題を解くための準備でもあるのです。




学校の勉強だけでは、練習が足りないこともある


ただ、現在の小学校では、算数以外にもさまざまなことを学びます。

英語もありますし、プログラミングに関する学習などもあります。

もちろん、それぞれに必要性があることは理解しています。


一方で、限られた時間の中では、基本的な計算を何度も繰り返し、十分に定着させるための時間を確保するのが難しい場合もあるでしょう。

だからこそ、必要に応じて家庭学習で補っていくことも、一つの方法だと思います。


こうした虫食い算は、特別な教材がなくても取り組めます。

例えば、保護者の方が紙に「□÷2=3」と書いて、お子さんに答えを聞いてみる。

それだけでも立派な練習になります。

市販の計算ドリルや問題集を活用するのもよいでしょう。


大切なのは、難しい問題に挑戦することばかりではなく、簡単な問題を繰り返し解いて、すぐに答えが出る状態にしておくことです。


勉強というと、ついつい難しい問題を解けるようにすることに目が向きがちです。

しかし、基礎的な計算が十分に身についていない状態で難しい問題に取り組んでも、途中の簡単な計算でつまずいてしまうことがあります。


特に方程式を習いたての段階では、解き方を覚えるだけでも大変です。

そこで基本的な計算まで混乱してしまうと、数学そのものが難しく感じられてしまうかもしれません。


だからこそ、小学生のうちから、

「□÷3=2」

「□+3=8」

といった、ごく基本的な問題を繰り返し練習しておく。


そして、問題を見たら考え込まずに、パッと答えが出てくるくらいまで慣れておく。

こうした積み重ねが、中学校での数学の学習を支えてくれるのだと思います。

難しい問題を解くためには、難しいことを考える力が必要です。しかし、そのためには、簡単なことに余計な時間をかけずに済むようにしておくことも重要なのです。

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