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歴史は「→」で覚えよう

  • Nov 27, 2025
  • 4 min read

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



中学校の定期テスト1週間前。

最後の追い込みの期間です。

もう当然ワークは終わっていますね?


さて、今回の中2社会は、地理と歴史の両方が試験範囲で、特に歴史の暗記に苦戦しています。

歴史は確かに、覚えるべき用語がたくさんあります。

けれど、いちばん大事なのは言葉そのものではなく「流れ」 です。


たとえば、


「ヨーロッパで A という出来事が起きる

→ その影響で B が起きる

→ さらにそれが海を越え、日本で C につながっていく」


というように、歴史の出来事は世界と日本で連動しながら進んでいくものです。


歴史が苦手な生徒ほど、用語だけを単語帳のようにバラバラで覚えようとしてしまいがちです。

つながりを考えずに覚えると、すぐ忘れてしまうし、問題文をひねられると途端に手が止まってしまいます。


もう一つのコツは、今の社会(世界情勢)と結びつけて理解すること。

歴史の授業で学ぶことは、ニュースや国際関係のルーツになっていることも多く、その視点をもつと「ただ暗記するもの」から「なるほど!そういうことだったのか!」に変わります。


さて、今回の試験範囲に含まれているのは大航海時代。

ちょうど「流れで理解する力」を鍛えるにはぴったりの単元なので、ここで少し解説してみます。



大航海時代って、なぜ始まったの?


15世紀ごろのヨーロッパでは、香辛料や絹(シルク)を求めてアジアとの貿易がさかんでした。

ところが、その貿易ルートを握っていたのはオスマン帝国などの国々。

オスマン帝国などのイスラム商人は、インドや東南アジアから安く買い取った商品に、かなりの利益を上乗せして、ヨーロッパの人々に売りつけます。

ヨーロッパの人々は高くても買うしかないので、初めは我慢していましたが、だんだん不満が高まるようになってきました。


「何とかして、直接インドからスパイスを買えないものか……?」

「じゃあ…海から行ってみる?」


これが、大航海時代のスタート地点です。

つまり、貿易の事情 → 新しいルート探し → 航海技術の発達 という流れで動いていったんですね。

ここからポルトガルやスペインを中心に、次々と海へ出ていく時代に突入します。



その結果、何が起きた?


1, 新しい航路の発見

 ・喜望峰ルートの開拓(ポルトガル)

 ・アメリカ大陸の“発見”(コロンブス・スペイン)

2, 植民地の拡大

3, 世界の貿易の主役が変わる

 ・地中海ルートから→大西洋・インド洋ルートへ

4, 日本にも影響が到達!

 ・1543年 鉄砲伝来

 ・1549年 キリスト教伝来


つまり、ヨーロッパのルート探しの動きが → 航海と大陸発見につながり → その波がアジアへ → そして日本の文化や戦いの形まで変えていった ということです。


このように、歴史の暗記は「点」じゃなくて「矢印(→)」で覚えることが重要です。

今回の単元だと、


香辛料がほしい → オスマン帝国でルートが自由じゃない → 海から行こう! → 航海技術発達 → 航路発見・大陸発見 → 世界貿易の主導権移動 → 日本へ鉄砲&キリスト教到来


このように、因果の矢印で覚えるだけで記憶の定着率がグッと上がります。

まるで物語みたいに頭に残ると思います。


さらに歴史のつながりを深めていくと、鉄砲伝来が起きたことで、日本の戦は

「刀と弓の戦い」 → 「銃での戦い」

と大きく変化していきます。

これが織田信長の長篠の戦いでの戦術につながり、さらにその後の天下統一の流れにも直結します。


また、キリスト教伝来は単なる宗教の話ではなく、南蛮貿易という経済の動きにもつながります。

これもまた「ヨーロッパの海外進出 → アジアとの貿易拡大 → 日本との交易」という世界史の流れの中の一部分なんです。


歴史は「覚える」から「つながる」へ視点を変えるだけで武器になります。

残り1週間、単語を詰め込むだけでなく、自分の言葉で「なぜ→どうなった?」を説明できる状態を目指していきましょう!

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