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教員を目指す人の大学進学

  • Feb 15
  • 5 min read

小田原市蓮正寺にお住まいの皆さん、こんにちは!

小中学生対象の学習塾、清栄学舎午来(ごらい)です。


小田原市蓮正寺エリアにある当塾では、白山中学校・泉中学校・東富水小学校・富水小学校に通うお子さんを中心に、生徒を大募集しています!

もちろん、それ以外の学校にお通いの方も大歓迎!



今日は、いつもの受験情報とは少し違う切り口のお話です。

「教員を目指す人の大学進学」について、少し整理して書いてみようと思います。


ひと口に「先生になりたい」と言っても、その中身は結構いろいろあります。

まず大きく分けると、


・小学校の先生

・中学校、高校の先生


この2つで、進路の考え方がかなり変わってきます。



小学校の先生と中高の先生の違い


小学校の先生は、基本的に全教科を教えます。

国語・算数・理科・社会・英語に加えて、音楽や図工、体育なども担当します。

自治体や学校によっては専科の先生がいる場合もありますが、ベースは「何でも教える先生」です。


一方、中学校・高校の先生は教科担任制。

英語なら英語、数学なら数学、というように、一つの教科を専門的に教える形になります。

この違いが、大学選びにもそのまま影響してきます。



中高の先生を目指す場合


「先生=教育学部」というイメージを持っている人は多いですが、

中高の先生を目指す場合、必ずしも教育学部に行く必要はありません。


中高では、何よりもその教科の専門性が大事です。


たとえば…

社会科 → 経済学部・法学部・政治学部

国語 → 文学部

理科 → 理学部・工学部

こうした学部に進学して、在学中に教職課程を履修して教員免許を取るというルートはかなり一般的です。


もちろん、教育学部で教育そのものを学びながら中高の先生になるのもアリですが、「その教科を深く学んできた先生」というのは、中高では大きな強みになります。



小学校の先生を目指す場合


一方で、小学校の先生を目指す場合は話が変わります。


小学校教員免許は、教育学部以外の学部から取ろうとするとかなり大変です。

そのため、

小学校の先生になりたい

→ 基本的には教育学部を目指す

これが王道ルートだと思っていいです。



教育学部にも2種類ある


ここで注意したいのが、「教育学部」といっても、実は中身が2種類あるという点です。

1つ目は、教員養成系の教育学部。

もう1つは、教育を学問として研究する教育学部。


地方国立大学の教育学部は、多くが「教員養成系」です。

歴史的に見ると、昔の師範学校(先生を養成する学校)が国立大学の教育学部になったという流れがあります。

そのため、こういった大学の教育学部では教育実習が必修科目になっていることがほとんどで、提示されたカリキュラム通りに授業を取れば、卒業と同時に小学校の教員免許を取得できます。



旧帝大の教育学部は要注意


ここで一つ、よくある勘違い。


東京大学、北海道大学、東北大学などのいわゆる旧帝国大学にも教育学部はありますが、これらは「教育を研究する学部」であることが多く、

そのため、小学校教員免許の取得がかなり難しい場合が多いです。


その代わり、旧帝大のある地域には、

北海道教育大学

宮城教育大学

といった、教員養成を目的とした教育大学が別に設置されています。

小学校の先生を目指すなら、こちらを第一志望に考える方が現実的です。



私立大学の場合


私立大学でも教員養成に力を入れている大学はあります。

関東で有名なのは、

文教大学

玉川大学

明星大学

などですね。


一方、早稲田大学などの難関私立大学の教育学部は、旧帝国大学同様に教員養成がメインというわけではない、という点は知っておくといいと思います。



地元国立大 → 地元教員、は王道ルート


地方国立大学の教育学部出身で、そのまま地元の県で教員になるというケースは非常に多いです。

私自身は千葉大学の教育学部出身ですが、友人の多くは千葉県で教員をしています。

「小学校の先生になりたい」

「地元で働きたい」

この2つがそろっているなら、地元の国立大学教育学部を第一志望にするのは、とても堅実な選択です。


あるいは将来沖縄で先生をやりたいなどのように、高校生の時点で住んでみたい地域が決まっているのなら、その都道府県の国立大学に進学するという手もあります。



教員養成系のトップ校


教員養成系の国立大学の中で、最高峰と言われることが多いのが東京学芸大学です。

この大学は教育学部しかなく、入試の難易度も高いです。

小学校教員養成課程としては、トップに君臨する大学です。


また、歴史的に教育学部が有名な大学として、「東の筑波大学、西の広島大学」という言い方があります。

この2校は戦前の高等師範学校をルーツに持っており、中等教育(中学校、高校)の教員養成として由緒ある大学です。



まとめ


教員を目指す場合、

小学校か、中高か

教育学部に行くべきか、専門学部に行くべきか

このあたりは、最初にしっかり整理しておくことがとても大切です。


「先生になりたい」という気持ちがある人は、ぜひ一度、大学や学部について調べてみてください。


もっと詳しく知りたい、自分の場合はどう考えればいいか相談したい、という場合はぜひお気軽にご相談ください。

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